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ケンヨウ
2023年7月18日 17:48
先日、小雨の降る街中を急ぎ足で歩いていると、電柱の脇にふと怪しく淡い色で光るものが目に入った。それはずいぶんと懐かしく、立ち止まってしまった。 最近は特に減少傾向だろう「それ」は、昔のままの姿で立ちすくんでいる。僕の腹くらいまである1本足になんとなく不安定さが拭えないその自販機は、昭和世代の人間なら「ああ、あったね」とか懐かしんで言える「それ」である。 でかでかと主張するそのコピーは、未だ健