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日韓関係について勉強したければ「日本の歴史 22」を読むといろいろ見えてくる

まず最初に僕は親韓でも嫌韓でも保守でもリベラルでも右翼でも左翼でもありません。
ただ歴史に興味があるのでこの話をしているだけです。
日韓関係についてはそこまで突っ込んで考えたりアクションを起こすことはないのですが、僕もまあ普通に日本人として思うところはあったりもします。
そんな中、以前からずっと読んでいる中公文庫「日本の歴史」の22巻「大日本帝国の試練」を読んで、ちょっと考え方が変わりました。

元々どうで、その後どう変わったのかというのは誤解や曲解を産むと面倒なので詳しく書きません。
感覚としてだけ言うと、この本を読んでフラットな視点を獲得できたような気がします。
ちなみに、「日本の歴史 22」は明治時代を記述しており、日清・日露戦争について紙面を割いています。
その流れの中で日本の対朝鮮外交をフラットな視点で説明しているのですが、まあ普通に読んで「あ、そりゃ恨むわな…」と思いました。
普通に宮廷でクーデター画策してるし……
あれこれ書いてあとで面倒が起こったら嫌なのでこんだけにしておきます。

たぶん向こうからすると「甲申事変」「閔妃事変」あたりも含めて怒ってる人が多いんじゃないかという気がしますが、この辺って一般的にはあまり知られてないし、メディアでも取り上げないですからねえ…
日韓関係について一度視点をフラットにしたいとい方は読んでおいて損はないと思います。

それと、改めてやっぱ学者って凄いですね。
漫画家や他分野の人が書く歴史とはレベルが違います。
エンタメのエの字もないので読むの疲れますが、エンタメ歴史本だと知識が偏るので、ちゃんとした本を読むようにしようと改めて思いました。

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