イーロン・マスクの等価交換
世界一の大富豪イーロン・マスク氏。
等価交換的に考えると、そこまで上り詰める人は代価の先払いで、幼少期極貧だったり親に問題があったり、親が早くに亡くなっていることが多いです。
日本だと孫正義氏がそのタイプ。
仮に幼少期が普通またはそれ以上だったとしたら、代価の後払いで成功した後に大きなダメージがきます。
イーロンはどうもこちらのタイプだと思っていました。
というのも、これまで素性が明かされていなかったため、調べてみても幼少期はまあそれなりの苦労をしたとしか書かれていなかったからです。
しかし、2023年9月に刊行された自伝「イーロン・マスク」で彼は幼少期の壮絶ないじめを告白しました(以前から知られてはいたそうですが、自身の口から公にしたのは初のよう)。
こちらの文春オンラインでそれについての記事が書かれていますが、いじめに加えて父親からの虐待もあったようです。
かなり壮絶ですね。
ただ、これを読んで等価交換的にはすっきりしました。
幼少期に何の代価も支払わなかった人間がこれだけの成功を収められるとは考え難いからです。
もちろん代価の後払いパターンもありますが、どっちかというとそちらの方がレアケースでしょう。
じゃあイーロン・マスクは今後どれだけの代価を支払わされるのか……と思っていたら、やっぱり幼少期に代価を支払っていました。
現在分かっている範囲でいうと1級等価交換になりますね。
「等価交換の実践」でもイーロン・マスク氏を取り上げてはいますが、等価交換の法則に(執筆時点で)当てはまらない謎の人物として書きました。
実際はめちゃくちゃ当てはまっていました……
う~ん、我ながら等価交換て恐ろしい…
書籍は書き直すかどうか迷いましたが、それをしていたらきりがないのでそのままにしておきます。