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「2022卒内定者が語ります」新卒就活どう勝負する?【就活の教科書第1篇】

 おはようございます、ずーみんと申します。

今回は、学校では教わることのできない「就活」について共有していく【就活の教科書】シリーズ第1篇です(ご好評ならば第2篇も続けていきます)。

2022卒内定者の僕が、内定を獲得した経験談から、早期内定を勝ち取る就活の戦い方についてこちらで共有していきます。

2022卒、2023卒向けではございますが、働いている方から学生の方まで、誰しもが得する情報を掲載しているつもりですので、是非お目通しいただけると幸いでございます。

就活はいつから始める?

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就活生がまず考えるのは「結局就活は何年生の何月から始めるのか」ですよね。

こちらに関しては「3年生3月から解禁」や「3年夏はインターンシップに参加しましょう」など明確な線引きはないと思います。
しかし、確実に言えることは、「早ければ早いほど有利」そしてインターンシップは「長ければ長いほど有利」ということです。

僕の場合は、大学2年生の3月に1ヶ月のインターンシップに参加をし、その経験を武器に3年生の9月から他の会社で2ヶ月のインターンシップに参加しました。
そして、2ヶ月参加したインターンシップに3月初旬に内々定をいただきました。この企業は一般採用で数名しか採用しないことに対し、インターンシップからの早期選考で10名程度採用するそうです。

つまり、一般選考で勝負するより早期で勝負するほうが断然勝ちやすいということです。インターンシップに参加することでお互いのこともよく知れていて、これは採用者から見てとてもほしい人材といえると思います。

結論:就活は早ければ早いほど有利!・・しかし...?

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就活を始める時期は人によって違うと思います。私は2年生の3月でしたが、内定をもらうまでモチベーションを維持できないのであれば、スタート時期を遅らせるべきですよね。
自分と向き合い、就活をどの程度維持できるのかを考えてみるとよいと思います。
僕は3年生の3月までに内定を獲得するという目標を掲げ、1年くらいならモチベーションを維持できると思い2年生の3月から就活を始めました。

就活って何をすればいい?

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就活といっても何をすればいいのかわからないという方は多いと思います。時期については前述の通りなので、やることについて紹介していこうと思います。

1.自分の"やりたいこと"を見つける
2."やりたいこと"についての知識を深める
3."やりたいこと"のできる会社の大手3社程度の知識を深める
4."やりたいこと"のために今やるべきことを見つける
5."やりたいこと"を文字でアピールできるようにする
6."やりたいこと"を言葉で表現できるようにする

1.自分の"やりたいこと"を見つける

こちらが1番重要であり、ここがしっかりできていないと後々のエントリーシート(ES)や面接での通過率が大幅に変わります。
僕のやりたいことは、「お客様(企業)の悩みをITの力を駆使して全般的にサポートする」です。

やりたいことはこのくらいざっくりしたもので今は結構です。ただ「誰に」「何を使って」「何をする」のかは考えておいてください。そしてこのやりたいことができる仕事を探します。

2."やりたいこと"についての知識を深める

どのようにしたらやりたいことを実現できるのかという知識を深めましょう。
僕のやりたいことを実現できるのは、「システムインテグレーター」+「ネットワークインテグレーター」という2つの職種をマスターすることでした。
このようにやりたいことを深堀することによって職種を絞ることができます。

3."やりたいこと"のできる会社の大手3社程度の知識を深める

読者様「大手は志望していないので、こちらは飛ばしてもいいですか?」
僕「ダメです。この手順を飛ばしてしまったら職種を絞った意味がありません。」

ここはよく聞く言葉でいうと「業界研究」というものになります。そして業界を知るための一番の近道は、その業界のトップを知ることです。
例えば「上位数社で業界の売り上げの5割を占めている」ということがほとんどです。物流業界を例に出すと、上位3社(日本郵政、ヤマト、SAGAWA)で売り上げの6割程度を占めているそうです。

どの業界でも基本的に上位数社が圧倒的ですし、このような「売れている企業」の研究をすることによって「どのようにしたら売れるのか」を把握することができます。この「どのようにしたら売れるのか」という考えは働いている方なら誰でも持っているので、是非身に着けてください。

正直業界研究は大手を知るだけで事足りてしまうことがほとんどですが、これからのトレンド(5Gや自動運転など)は調べないといけないので、志望する業界の最新の技術の把握もしておくと良いと思います。

4."やりたいこと"のために今やるべきことを見つける

やりたいことがしたいのであればやるべきことを知ることは当然ですよね。例えば教師になりたいのに教員免許を持ってなかったら元も子もないですよね。
僕の場合はシステム開発に用いるであろうプログラミングを学習しました。

そしてこの行動を起こすことによって、面接などで「この職種になるために努力をしている」ことをアピールすることができます。
学習をして使えるようにならなくとも、「やりたいことを実現するためにこのようなことをしています」と本気度をアピールすることができるので、のちに紹介する書類選考や面接で有利になれますので、やるべきことを見つけましょう。

もしやるべきことがわからなければ、大手の会社の新卒担当当てのメールや電話で聞いてみることも良いと思います。
勇気のいることかと思いますが、連絡をしてみると案外優しく対応していただけるので、おすすめです。

5."やりたいこと"を文字でアピールできるようにする

ここまできてやっとESなどの書類審査の対策です。
ESで落選してしまう方にありがちなのが、やりたいことを深堀する前に書類審査の対策をしてしまうことです。

僕個人の意見ではありますが、書類審査を通過するために必要なことは「相手の感情を動かすこと」だと思っています。
感情を動かせないと採用担当の方は、書類を眺めるだけになってしまいます。そして書類審査で最初に見る項目は基本的に「志望動機」です。

ここまで見てきて勘の良い方は分かるかもしれませんが、「志望動機」で感情を動かすことができなければ、書類をまともに読んでもらえません。
自己PRにどんなにリーダーの経験やチームでの経験を書いても、見てもらえないんです。ここに落とし穴があります。

ESで落選する方はやりたいことを明確にせずに自己PRや長所ばかり凝ってしまうので志望動機がありきたりなものになり、感情を動かせず落選してしまいます。

やりたいことを文字で表せるようにする順番としては、
志望動機→長所・短所→自己PR
がおすすめです。

ここまでの4ステップをしっかり踏んできた皆様であれば相手の感情を動かす文章を書くことができると思います。
ここでワンポイントアドバイスですが、長所・短所と自己PRはどの企業でもほぼ同じで良いのですが、志望動機は企業によって変えましょう。

志望動機の書き方のポイント(感情を動かすためのポイント)
・競合他社ではダメな理由を入れる
・社長の言葉を入れる
・経営理念はどこも似ていることがほとんどなので、ただ経営理念に共感しただけではダメ
・その会社だからこそ自分が活躍できる理由を述べる

6."やりたいこと"を言葉で表現できるようにする

こちらは面接対策です。やりたいことが明確になっていればこちらも簡単にできると思います。
紙に書きだしても良いですが、僕のおすすめはお風呂や空き時間などで、台本などを読まずに、なぜその仕事をしたいのかをどんどん口に出すことです。母親に「独り言多くて怖い」と言われたこともありましたが、めげずに独り言を続けました。そして、「この業界を志望した理由」に関しては何も見ずに1分間スピーチできるまで練習しました。

ここにもワンポイントで、「この業界に志望した理由」はどの企業でも同じことを言っていいので、何度も話す機会がございました。注意点としては、「この会社に志望した理由」は会社ごとに変えることを忘れないようにしましょう。

最後に

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いかがだったでしょうか。就活の全体像は読めましたか?

こちらのnote自体が収益化を狙っていないことや、マインドマップ等を作らずに僕の考えを書き連ねたに過ぎないものですので、書き忘れていることや、書くべきことが抜けている可能性が極めて高いです。

もし、もっと本気で本出せるレベルのものに仕上げてほしい、もしくは自己PRの書き方などをもっと増やしてほしいなどございましたら、noteのスキ機能やコメント、Twitterで何かアクションを起こしていただけると幸いでございます。

コロナの影響で過去とは大きく変わってしまい、また採用人減少によってリーマンショック並み、もしくはさらに酷い状況での就活で困っている方1人でも救えたら幸いでございます。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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