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人として成熟したい。

今コロナの影響で自粛生活を余儀なくされています。

僕はもともとボールを蹴ったりフットボールを伝えることを生業としてやっているので、外出できない今、そしてこの先いつまで続くか分からないこの環境の中で不安を覚えるのは当然のことです。

今の状況というのは、分かりやすく表すと

「出口の光の見えない長いトンネル」

です。

いつこの状況が終わるのかも分からない。

そして、この状況が緩和した先にある世界のイメージが湧かない。

たぶん、きっと今までとは違う世界が待っているでしょう。

自分のやっていることはこのままで良いのか。

今やれることは少なく、考える時間だけはたくさんあるのが現状です。

そんな中僕は考えました。

「自分は何のためにフットサルをやっているのか。」

今年で25歳になろうとしている中、プロでもなく、それでもフットサルにこれほど人生を懸けて打ち込んでいく意味はなんだ。

自分の中でお金を貰っていくことがゴールなのか。

地位や名声が欲しいのか。

「人として成熟したい。」

最近イチロー選手のYouTubeをよく見るのですが、そこでイチロー選手がこんなことを言っていました

トップに立った人が言うからカッコよくて深いのですが、自分も共感するものがありました。

フットサルのレベルの高い環境、

自分のまだ見ぬ環境、

自分の感覚が180度ひっくり返される環境、

そういう環境で自分の身体1つで勝負する。

フットボールという勝負の世界で本気で「勝利」という結果を目指す中でしか見えない景色。

自分の中の弱い部分とか、
甘い部分とか、
内側と向き合って試行錯誤する。

苦しい時期
時には慰めて
時には喧嘩をする
仲間との時間

色々な時間があって

その先にそれを上回る喜びの瞬間がある。

勝利という結果だけを求めていく中で、

勝利以外のものが手に入る瞬間がある。

その瞬間こそが実は大切で、

後の自分の人生に残るものは現役時代の結果よりもそちらのほうが大きいのかもしれない。

結果を求めてやっていくことで、

結果的に人として成熟していく。

どんなスポーツでも、分野でも、

突き詰めていくとここに辿り着くのだと思う。

ここにスペインにいたときに受けたインタビューが乗っています。

大学の時にお世話になった山内先生が声をかけてくれました。

(約1年前のインタビューだけどZoomを使っているという。笑)

インタビュー後の最後の山内先生の文章にもあるけれど、

自分が今客観的にインタビューを読んでも

なんかキラキラしてるな

と思いました。

実際、スペインにいた時は、

毎日悩んで、毎日試行錯誤をして、

毎日ノートに思いを書きなぐってた。

自分の中では上手くいかない。

悔しい。

という感情のほうが多かったかもしれないけど、

毎日、

「もっと良くなりたい」

「もっと上にいきたい」

という一心で生活していた。

その姿が外から見たらこんなに充実してるような姿に見えていたのかとビックリしました。

今、24歳。

もっと人として成熟していかなくてはいけない。

そのために僕はこれからも

フットサルと

フットボールと

共に生きていこう。

結果を残すために必死にやっていった先に

最後に人としての成熟が残っているように。

Footballを通じて人間として成熟する。 これが僕の信条です。 僕は挑戦を続けます。 皆さんと胸を張って向き合えるような立ち振舞いをしていきます。 僕のその姿が、誰かの力になるように。