ついにこの時が来たか。『逃げ上手の若君(8)』
1巻の頃から始まった来たる大きな戦いの準備が整ってきました。
そして、隠してきた秘密の本領を発揮する時が来ましたね。
正直、しびれました。感想を綴ります。
*
鎌倉奪還という大きなミッションの第一歩
諏訪勢はまず、同じ信濃のライバルと戦いました。
今まで何度も小競り合いがあった因縁の相手です。当初からの伏線が一部回収され、大きな見せ場の一つにもなりました。
大きな見せ場になったので、仲間集めは一旦一区切りついたようです。ここから、新しい敵が出てきたり、ラスボスの足利尊氏と戦う道筋が見えてくるのだと思います。
大きな見所は、知将・瘴奸との闘いのシーンでしょう。
緻密な準備と信頼関係を持って、戦うシーンは見ごたえがありました。
ちゃんと戦略があって、ふむふむと納得しながら読み進められました。
*
詳しくは書きませんが、最後の盛り上がりのシーンがかっこよかったです。
情報戦で相手の度肝を抜くのは、このような瞬間をいうのでしょう。
鎌倉奪還というミッションをどう攻略するのか、楽しみです。
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?