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【映画レビュー】『天国からの奇跡(2016)』

映画には時々実話が話のネタになります。
医療にも説明できない何かがあるようですね。紹介されてみてみたのですが、いい作品でした。

サムネイル画像の出典
天国からの奇跡 : 作品情報 - 映画.com (eiga.com)

あらすじ
小さな田舎町で暮らす少女アナ(カイリー・ロジャーズ)は、幼 い頃から重い消化器疾患を患い入退院を繰り返していた。母クリスティ(ジェ ニファー・ガーナー)は遠方の大病院へ診察を頼み、やっとのことでアナは入 院するも、治療の方法がなく自宅に戻る。一方、二人が留守にしていた間、夫 や姉妹との間にも亀裂が生じていた。そんな中、アナが庭の大木から落ちてし まう事故が起こる。幸い一命を取りとめたが、彼女の身にある驚くべき“奇跡” が待ち受けていた。

https://filmarks.com/movies/67200

苦しい理由がよくわかる

小学生のアナは病気をしています。管を体に入れたり、1日にたくさんの薬を飲みます。お腹が大きくなってしまうので、着れる服も制限されます。
そして、病気の原因がわからず、家族がイライラするシーンもたくさんあります。

この作品のいいところは、苦しい状態を美化しないで、
苛立ちや、不甲斐なさみたいな負の感情をまっすぐ描いているところです。
なので、苦しい理由が想像できます。

まず、生活でできることに制限がかかります
アナは体育には参加しませんし、服も着たいものを身に着けれません。
また、治療にはお金がかかるので、親は看病をしながら、お金をどうつくるか悩まされます。
さらに、アナは好きだったピザを病気のせいで食べないようになりました。

また、いつ治るかわからないことも、苦しい理由です。
親は励まし続けます。でも、いつまで続くのか、希望が見いだせないので、精神的につらくなります。娘と母親の喧嘩は時々描かれていました。

*

時々あるサプライズが救いでした。
同じ毎日を繰り返していて、憂鬱な日々も周りからのちょっとしたサプライズが大きな転機になっています。周りからの救いの手を素直に受け入れれば、こんなに明るくなれるんだ!って発見しました。

いつもと違うことを時々取り入れると、どうなるか教えてくれた映画でした。家族愛がテーマになっていて、機会があったらみるのもよいかもです!

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

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