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スマホの影響を分析!『スマホ脳』を読みました。

少し前に話題になった本を読んでみました。今なくてはならない存在になった「スマホ」。その影響は便利だけではなく、精神的なことや身体的なことにも影響を与えています。人類の歴史を踏まえて説明されている点がユニークでした。

あらすじ
平均で一日四時間、若者の二割は七時間も使うスマホ。だがスティーブ・ジョブズを筆頭に、IT業界のトップはわが子にデジタル・デバイスを与えないという。なぜか? 睡眠障害、うつ、記憶力や集中力、学力の低下、依存――最新研究が明らかにするのはスマホの便利さに溺れているうちにあなたの脳が確実に蝕まれていく現実だ。教育大国スウェーデンを震撼させ、社会現象となった世界的ベストセラーがついに日本上陸。出典:Amazon

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↓のような部分を少しの金額で知れるのは、読書のよいところですね。
なんとなくそうだろうなという予感が「あぁ、やっぱり」と変わりました。

5000人以上を対象にした実験では、身体の健康状態から人生の質、精神状態、時間の使い方まで様々な質問に答えてもらった。そこにはフェイスブックをどれくらい使うかという質問も含まれていた。その結果、本当の人間関係に時間を使うほど、つまり「現実に」人と会う人ほど幸福感が増していた。一方で、フェイスブックに時間を使うほど幸福感が減っていた。出典:p137

SNSも使い方次第で毒にも薬にもなる。
本書では特に悪くなる方に重点を置いて解説されていました。SNSを長時間使うと、幸福度が低くなるのであれば、フォロワーが多くてキラキラしている人の時間の使い方を知りたいです。

発信って、かなり体力使う。行動量、思考量が勝負であったりする。ので、キラキラした人ほどSNSの利用時間が少ないというのが私の予想です。

ただ、本当に知りたいのは「どれくらい少ないか」です。
流行や次のネタ探し、エゴサーチなどに時間を使っていそうなので、極端に少ないわけではなさそうです。また、いつSNSを使っているかも気になります。


『スマホ脳』ではスマホが及ぼす悪影響について述べられていました。
が、スマホが悪とは思っていません。使う側が適度に使っていれば、よい道具になると思います。スマホやSNSとの適度な距離感を研究した本があったら、読んでみたいですね。

最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました。

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