ワクチン推奨と反ワクチン 議論がぶつかり合っても目的は同じ「被害の救済」にならないと意味がない
放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は5日、NHKの報道番組「ニュースウオッチ9」の新型コロナウイルスを巡る放送内容について、「『人の死』を巡る情報を扱う判断の軽さ」があったとし、「放送倫理違反があったと判断する」との意見書を公表した。
NHKは5月15日の番組エンディングで、ワクチン接種後に亡くなった人の遺族3人の声を短く紹介した際、新型コロナに感染して亡くなった人の遺族のように視聴者に誤認させる不適切な伝え方をした。翌16日に番組内で謝罪していた。
意見書では、NHKの担当者が遺族の「嘆き」のコメントを取ることにこだわり、「3人の遺族の証言の本質を軽んじた」と指摘。「広い意味でコロナ禍で亡くなった人に変わりはないと考えた」という担当者の説明は「にわかに信じがたい」とした上で、「こうした認識はニュース報道の現場を担う者としてあり得ない、不適切なものだった」と結論付けた(原文ママ)
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ワクチン接種後の健康被害、死亡の救済に関わる制度は以下のものがあります。
■副反応疑い報告制度
ワクチンの安全性を評価するための制度で症例とワクチンとの因果関係を専門家が評価します。
■予防接種・健康被害報告制度
被害を受けた人の救済・補償をするための制度
厳密な因果関係を必要とせず、否定できない場合も認定の対象
これらの制度は現状、被害を訴える人すべてを救済できていません。
ワクチン接種でなくなったと死者数として公に報告されたのは、2076人(2023年7月28日)であり、その内ワクチンとの因果関係が認められたのは2件です。99%が因果関係不明という事になっています。
副反応被害報告では、全国11自治体の救済制度申請一覧から、「105件」の心筋炎・心膜炎が確認され、そのうちの副反応疑い報告制度に掲載されていないのが「93件」もありました。
医療機関の制度の理解が不十分である事も正確な審査ができない原因となっています。
予防接種・健康被害報告制度では8667件の申請のうち約4700件が審査済みで、4000件近くが未だ対応できていない状況です。
その中で死亡一時金の認定数は210件です。
コロナワクチン以前の過去45年間の全ワクチン死亡認定の累計が151件であり、わずか数年で45年の累計を上回る大量の死亡件数を叩き出しています。
しかもこの数字は厚労省が公表した一部に過ぎません。
手付かずの残り4000件の中から増える可能性もあります。
申請をせず泣き寝入りになっているケースもあるからです。
予防接種・健康被害報告制度の申請から審査、認定に至るまでの負担が大きいからです。
コロナワクチン後遺症自体、医療機関で理解されない場合が多いため、救済制度に必要なカルテや受診証明を得るハードも高いです。
そして、それらワクチン接種と症例の関係を完璧にそろえる事ができたとしてもそこから評価に至るまで多くの時間を要します。
こうした現状が広まらないのは、厚労省が自治体に数字を公表しないように通達しているからです。
「県民の混乱や不安を招く、個人の特定につながる」といった一見正しい判断を下しているように聞こえる言葉を使って、ワクチンの健康被害を隠蔽し、異常な状況である事を悟られないようにしています。
厚労省は副反応による健康被害を「極めて稀」と記載しており、小さな事のように扱っています。
コロナワクチン遺族、被害者の救済を訴える声も「極めて稀」なケース、小さな事件であるかのように扱われ、未だに反ワクと叩くネット工作が行われています。
https://x.com/sousyou13/status/1731349313186595148?s=20
https://x.com/sousyou13/status/1731174886570348591?s=20
ワクチン接種者すべてに「ワクチン健康被害」のリスクがあるという事になります。
今後健康被害認定の対象者が増えていく可能性があります。
そうなれば、上記に書いたような、適切な申請がされない、審査まで長期的な期間を要されるケースがどんどん増えていくかもしれません。
被害を訴える人の声が掻き消されるのは、この事実に揚げ足をとるように「体調不良を全てワクチン接種のせいにするのか」や「反ワクの情報が周囲に混乱を招く」という言葉を一斉に投げかけ、事実を捻じ曲げる情報工作が行われているからです。
コロナがはじまり、ワクチン接種が開始された当初に、「コロナは危険ではない」といった声を「無症状」や「潜伏期間」といった言葉で、コロナは危険でワクチンを打たなければならないという風潮を作ったのに似ています。
膨大な資金力で次々と嘘を作り出します。それを証拠として突きつけて、正しい訴えや真実を発信する個人を集団で攻撃して貶めようとします。
嘘をついている証拠が露になり、真実が広まりそうになるとさらに嘘の情報を足して情報を分断させようとします。
インフルエンザの流行が警報レベルとニュースを流したり、健康被害認定の審査結果がますます混乱するような状況を作りだすのです。
世の中に理不尽な事が多いのは、情報を分断して答えが導き出せないようにしたり、答えを得る事を自ら諦めさせようとする力が働いているからです。
しかし嘘を無理やり納得させるように巻かれた情報や反論には、上から論破してやるという意志しか感じられず、納得させて状況をよりよく改善しなければいけないと心を動かされる事がありません。
ワクチン推奨派、反ワクチン葉に2分させられている状況で、議論がぶつかり合ったとしても一番の問題は実際に被害に遭っている方の救済や情報をまとめて整理する方向に向かわなければならないはずです。
しかし国やマスコミ、専門家がやってきた事は火消しです。またネットの工作コメントはただ反ワクと全否定するだけです。被害の救済を第一に考えるのではなく、目的が反論する事になってしまっては何の意味もありません。
正しい真実の主張は、全否定で終わる事はありませんし、悪いものをはっきりと明らかにします。
それによって問題を解決するにはどうしたらいいか、と思考が回転したり、心が動かされ、やる気を削がれたり、自己否定の気持ちが出る事はありません。
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