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これからについてのご報告

この2年間のコロナ禍でなかなか思う通りにいかない中、フィリピンで働き始めるまでの話をこのnoteに毎日書き連ねていました。昨日、51日目にしてついに書き終えたところではありますが、ここで今後についての報告しようと思います。

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仕事について

コロナ禍の2020年6月から日本で、今年の2月からフィリピンで働き始めた会社を、6月中旬に退職します。

いくつか理由はあるのですが、一番の理由はこの仕事に面白さを見出せなかったことです。サーバー管理のITエンジニアという仕事は、前職を入れたら3年以上はやってきているものの、どうしても面白さや楽しさを見つけられず、日に日に仕事に対する葛藤が生まれていました。

そもそも前職を辞めたきっかけも、このITエンジニアという仕事に対して限界のようなものを感じていたからで、これ以上興味の湧かない仕事をやり続けることはできないな、という気持ちが大きくなっていました。

そんな時に海外で働きたいという夢を見つけて、ゼロベースで新たな働く環境を掴みに行ったところ、掴んだ先が偶然前職と全く同じ業種だなんて。

セブ島留学の頃は毎日必死でした。フィリピンで働けるならなんでもやる、と意気込んでいたし、その会社は学生時代の就職活動で落ちていた会社でもあったので、ここに入れば何かが変わるはずって直感で思い、エントリーすることにしました。もちろん夢の海外就職を叶えさせてくれる会社に入れるのは幸運だと思ったし、当時ほとんど英語を話せなかったので、前職の経験値採用みたいなところはあったのかなと思います。

しかしあれから2年が経ち、状況は変わりました。やりたくないと思っていた仕事は、案の定続けるのがつらく、「やりたくないことでも夢の海外就職を果たせるならやってやる」から「やりたくないことを海外に行ってまでやりたくない」という気持ちになっていました。

コロナ禍で思う通りに行かなく、考える時間も多かったことから、日に日にこの感情が強くなっていき、いざフィリピンに行けることになっても、もう2年前の感情は戻ってきませんでした。

その他、フィリピンへの渡航段階でいろいろと理不尽な場面に直面することも多く、ちょっと疲れてしまったことも理由としてあります。

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フィリピンについて

フィリピンという国自体に関しても、難しい感情を持っています。人におすすめできる国ではあるのですが、細かい部分で気になるところが多くありました。なかなか言語化しづらいのですが、僕にとっては「水が合わない」国でした。

2年前にセブ島留学で2ヶ月半滞在した時は、留学だしコロナ禍前だしと、自由奔放に過ごせていたものの、今は厳しいコロナ禍のルールの中(最近は解禁されてきましたが)、一人暮らしをしながら自宅でテレワークをしなければならない、という状況もあり、この環境を心から楽しめずにいました。

そんなこともあり、6月末でフィリピンを離れることを決断しました。夢の海外就職はわずか5ヶ月での幕切れとなってしまいました。。

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今後について

会社辞めてフィリピンからも出国するも、まだ日本には帰りません。

行き先は西アジアの「ジョージア」です。

フィリピンに着いてからしばらく経ったある日、たまたまSNSで見かけたジョージアでの取り組み「ノマドニア」。海外ノマド生活を目指すために、パソコン一つでできる10の職業体験を開催しており、とても楽しそうな印象を受けました。

これからの人生で何の仕事をしていこうか、と悩んでいた僕には、とてもキラキラしたものに映りました。日本ではなく、未知なる国ジョージアで開催していることもまた魅力的でした。やっぱり海外にはこだわりたかった

1ヶ月、ジョージアの首都トビリシで生活し、その後その経験を踏まえて、もっと自分が心からやりたいって思える仕事を見つけて、取り組んでいこうと思います。

「1年は帰国しない」そう決めて4ヶ月。場所は違えど、もう少し世界で揉まれていきます。

こんな自分ですが、これからもどうぞよろしくお願いします。

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