コミュニティマネージャーについて学んでみて【ノマドニア体験記01】
現在、ジョージアのトビリシで、「ノマドニア」という1ヶ月間のワークショップを受講しています。昨日、その第1回目の講義として「コミュニティマネージャー」について学びました。
かつて通っていた小中高大の学校であったり、最近ではオンラインサロンに所属していたりもして、コミュニティについて知っている気にはなっていました。しかし、具体的に学んだことはなかったし、そもそもコミュニティとは、ということ自体も知らずに過ごしていました。
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コロナ禍により、対面の会議ではなくオンラインミーティングが一般的になりました。そもそもオンラインミーティング自体を「会議」と言うようになり、レトロニムが本家を超えてしまいました。
僕が先月退職した会社では、2年間の在籍で実際のオフィスでは一度も会議をせず、全ての会議がオンラインでした。オンラインミーティングならではの流儀や作法などは手探りで見つけるしかなく、自分でも何が正解かはわかっていませんでした。
コミュニティマネージャーという仕事は、そんな時代を追い風にしているのでしょう。
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講義の中で、コミュニティとは「メンバー一人ひとりが能動的に存在し、メンバー同士に対等なコミュニケーションが存在している組織」と定義していました。そして、コミュニティマネージャーとは、「コミュニティの立ち上げから運営までの一連の流れを計画・実践し、コミュニティ全体を統括する存在」だそうです。
コミュニティを作り、動かし、そしてコミュニティに関わる人たちのコミュニケーションを円滑にしていく。それらが求められている役割です。つまりアイデアからノウハウ、人との関わり方までいろんなことを網羅する必要があり、目に見えない要素が多くありつつも、とても専門性の高い仕事だと感じました。
今回、オンラインミーティングの心構えとして以下のことを教わりました。
・リアクションは普段の3倍を意識する
・ラグがあることを前提とする
・チャットでのコミュニケーションこそ大切にする
・ミーティング最中のチャットを盛んにする
それぞれのインターネット環境の都合もあり、まだまだ対面会議に比べると劣る要素も多いオンラインミーティングですが、これらを積極的に意識していくことで、少しでもその劣っている部分を補ったり、違う効果を発揮していくことが大切だと思いました。
また、コミュニティのメンバーそれぞれが心理的安全性を担保していくことも意識するため、だれかを依枯贔屓したり、仲間はずれにしたりしないように、満遍なく見ていく必要があることもわかりました。
この講座を受けて、今後の活動でこれらのことを意識していきたいと感じたし、自分がされて嬉しかったことを積極的にやっていきたいと思いました。形ないものを扱っていくだけに、やり方も無限にあると思いました。
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今回、当たり前になったものの中にも改めてニーズがあることを知りました。コミュニティマネージャーもコミュニティを作る、運営するといったことは目につきやすいですが、コミュニケーションを円滑にしていく陰の細かい努力も必要だと知りました。オンラインミーティングのような既に多くの人が経験していることでも、やり方を変えていけば効果は出てくると思うし、それが仕事になっていくのでしょう。
コミュニティマネージャーになりたいとか、そういったことは今は考えてないけれど、普段何気なく意識していることも実はニーズがあるのかもしれない、ということを知り、まだまだ自分に合っている仕事はたくさんあるのかもしれない、と感じたこともこれから頑張れる一つのきっかけになると思いました。
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