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渡航直後に歯が欠ける【海外就職への道48】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回は前回の続き、やっと行けたフィリピン・マニラでのとあるトラブルについてお話しします。

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2022年1月末、マニラに着いてから1週間が経過したある日のこと。お昼にハンバーガーを食べていた時、ある事件が起こりました。

舌が触れる奥歯に違和感を覚えました。あれ、奥歯ってこんな感じだっけ。あるべき部分がなくなっている感覚があり、嫌な予感がしました。食べ終わってから指で触ってみると、その奥歯が一部欠けていました。

や、ば、い、、、、、、

フィリピンに来て早々、歯が欠けてしまいました。なんでこんなことになってしまったのか。対策はしてきました。海外に行く前に歯医者に行け、という謎のメッセージをとあるブログで読んでいたので、渡航の1週間前に行きつけの歯医者でメンテナンスしてもらったばかりでした。

不運を嘆いていても仕方がないので、早速日本語が通じる歯医者を探してみることにしました。ネットで検索すると1箇所ヒットしたので、そこを予約してみました。

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その日の夜、マニラ住みの知人に歯が欠けたことや歯医者を予約したことを話したら、別の歯医者を紹介されました。その方曰く、さっき予約した歯医者はコロナ禍で日本人医師が帰国してしまい、今は日本語が通じないらしく、他の日本人がトラブルに遭っていたそうでした。代わりに、ネットにも載ってないような別の日本語が通じる歯医者を紹介してもらったので、そこと連絡を取ることにしました。

日本語で連絡が取れ、早速その翌日に向かうことになりました。

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場所はマカティから北に行ったサンフアンという都市。ちょうどMRTという都市型交通でアクセスできる場所だったので、初めて乗ってみることにしました。わずか20ペソ(45円)で電車に乗り、現地へ。言われた通りの場所に向かうと、入口には看板も何もなく、ステッカーが1枚貼ってあるだけの怪しげな扉がありました。中に入って階段を登ってみると、一人の女性が出てきました。日本語で待合室へ案内され、ここで間違っていなかったとホッとしました。

ここはフィリピン人が経営する完全予約制のデンタルクリニックで、そのオーナーである歯医者はフィリピン人でしたが、その助手で奥さんが日本人でした。だから、日本語は通じつつも、治療自体は英語で行われました。

実際に歯の様子を診てもらったところ、やはり欠けていたそうです。元々、詰め物があった部分であり、それが歯の一部と共に外れてしまったそうです。そして、今後同じことが起こらないように銀歯を装填する必要がありました。

いきなり大きな出費となってしまいました。この時、まだ日本法人の社員だったので、会社の健康保険のことを調べてから治療を受けたい、との旨を伝え、その日は患部のカバーだけをして終わりました。

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会社にこの状況を伝え、指示をもらいながら、歯の治療を進めていきます。

この続きはまた明日。では。

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