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緊張の家探し【海外就職への道47】

こんにちは。マニラからお届けします。

今回は前回の続き、やっと行けたフィリピン・マニラでの家探しについてお話しします。

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マニラで家探しを始め、いくつか条件に合うリストの中から、写真を見て良さそうだと思った物件のエージェントにコンタクトを取ることにしました。今回、条件として選んだのは以下の項目です。

・利便性が良い立地(徒歩圏内にスーパーや飲食店がある)
・価格設定に合う(2万ペソ前後)
・基本的にはコンドミニアム・家具家電付き物件。特に洗濯機。
・日光が入る(北向きや外がすぐ別の建物のような物件はNG)
・温水シャワー
・エアコン付き
・静か目

条件を考える際、日本での一人暮らしの経験が少し役に立ちました。特に、日光に関しては、かつて過ごしていた部屋が北向きでいつも薄暗く、家にいる時間を好きになれなかったことがあり、今回条件に入れることにしました。実際、コロナ禍でテレワークをすることも多くなるので、そのあたりも大事になると思っていました。

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エージェントとは基本的にSMSを使ってやりとりを行います。フィリピンの人たちは何の前触れもなく突然電話してくることも多いのですが、そういうものは全部出ないようにして、SMSまたはメールやWhat’s Appなどで連絡して内見の日程を決めていきました。

最初の内見の日は、朝からとても緊張していました。今までなんとなく逃げてきた英語でのコミュニケーションもいよいよ逃げられないところに来てしまいました。待ち合わせ場所であるコンドミニアムのフロントには5分前に到着。その物件の写真や情報などを見たり、質問することなどをまとめたり、そわそわしながら待つことにしました。5分遅れでエージェントが到着。そのまま内見へ。部屋自体は綺麗で生活感があったものの、窓からの景色があまりよくなく、圧迫感がありました。雨漏りなどトラブル時の対応を聞いたり、いくつか質者をして、コミュニケーションを取ってみました。あっという間に20分間の内見が終了。

内見自体は案外あっさりしたもので、肩肘張る必要は全くありませんでした。また、コミュニケーションも事前に質問を頭の中に入れておけば、ちゃんと言葉が出てきました。残念ながら、この物件に住むことはないな、と思いつつ初めての体験に満足できました。

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いくつか内見に行くも、いまいちピンと来ず、一旦マカティではないところを探しました。マニラにはMRTという都市型の電車が走っており、その沿線であればいつでもマカティに行けることから、MRT沿線をリサーチしてみます。マカティの隣、マンダルヨンの物件の内見をいくつか行ったところ、価格は抑えられた上、マカティよりも良い条件の物件がありました。

マニラに着いてから2週間が経った頃、マンダルヨン市内のとある物件と契約することにしました。家賃は1万7000ペソ、スーパーまで徒歩1分、駅近という物件です。東向きで高層階というのも良いなと思いました。

数えたら合計21の物件を見にいっていました。これだけやってやっと契約できたものの、最後の最後まで全てしっくりくる物件はありませんでした。妥協にはなってしまったけど、妥協案の中でも良い物件と契約できたのは良かったです。

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20泊のホテル生活が終わったその日にこの家へ入居することになりました。

この続きはまた明日。では。

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