「多動力」って今の時代かなり大事だけど、改めて意味を考えてみよう。
こんにちは映像ディレクター(SNS Contents Creator)のkentoです。
このnoteではフリーランス映像ディレクターとして働く僕の自己発信や、
日々の学びのアウトプットを目的に週に1回(毎週土曜日)noteを公開していますので、是非見て頂ければ幸いです。
そんな今回は、
『多動力って今の時代かなり大事だけど、改めて意味を考えてみよう。』というテーマで話していければと思います。
・多動力とは何か?
・なぜこの多動力が必要なのか?
・多動力の本質的な意味とは?
これらを順を追って書いていきますので、
最後までご覧頂ければと思います。
ではさっそくいってみましょう。
多動力とは何か?
本書では堀江さんは多動力についてこう述べています。
多動力とは「いくつものことを同時にこなす力」
せわしなく動き続け、ひとつのことをしながら他のことにも手を出すということ。
このように多動力はかつては仕事に活かす機会が少なく、ネガティブに捉えられたり揶揄されることが多かったです。
しかし、これからの時代(数年前から)はこの多動力は最も必要な能力になると述べられており、逆に今まで高く評価されていた一つのことを一生かけてコツコツと続けられる力は今後急速に価値が失われていくと述べられています。
なぜこの多動力が最も必要な能力なのか?
答えはあらゆる産業やモノがインターネットに繋がるから。
(IoT=Internet of Things =モノのインターネット)
下記の図のように、これまで主流だった垂直統合型から水平分業(協働)型モデルになっています。
今までは業界ごとに高い壁があって別の業界と交わることがなく、その業界だけでその仕事が完結していました。
しかし水平分業型モデルでは業界のタテの壁が溶けていくと言われています。
例えば、自動車業界だと
【部品の製造・調達】→【車の製造】→【車の販売】
これら全ての工程を自動車業界だけで完結しており、TOYOTAのライバル会社は日産、SUZUKI、ベンツなど同じ自動車業界だけでした。
しかし、これからは自動車とインターネットが深く繋がっていくことで、作る工程もライバルとなる会社も別のものになります。
(自動車産業は近い将来にインターネットと繋がって自動運転が主流となります。)
となると自動車を作る工程にIT技術や精密な地図情報が必要となり、全く別の業界にいるGoogleなどと協業や、はたまた競合になります。
自動車の他にも業界ごとの垣根が無くなり、下記の様に全く違う業界の会社と横並びになることが数年前から急速に増えています。
・各TV局の競合にYouTubeが加わる
・スーパー、コンビニの競合にAmazonが加わる
・ホテル、旅館の競合にAirbnbが加わる
・タクシー、レンタカーの競合にUBERが加わる
・レンタルビデオの競合にNetflixやHuluが加わる
・レコード、CDの競合にSpotifyが加わる
そんな『業界のタテの壁がなくなる』
これからの時代に必要な人材とは?
それは業界の壁に囚われない「越境者」と述べられています。
業界の壁をピョンっと軽く超え、違う業界でも活躍できる人材のことを指します。
そしてこの「越境者」に最も必要とされている能力こそが、次から次に自分の好きなことをハシゴする『多動力』とのことです。
本書ではこの多動力を、このように書かれています。
好きなことにサルのようにハマってハトのように飽きろ
この多動力をもった越境者とは、著者の堀江さんで例えると
・実業家(数社経営)、プログラマー、タレント、YouTuber(登録者110万人)、著作家(ミリオンセラー)、オンラインサロンオーナー(会員数約1500名)、映画プロデューサー、投資家、コンサルタント、Jリーグアドバイザー、大阪万博特別顧問、etc....
このように「複数の肩書きを掛け算することにより、あなたはレアな存在になります。そして結果的に価値が上がり、時代に求められる人材となる」といった考え方です。(堀江さんの場合、すごい肩書きがめちゃめちゃ多いですが。笑)
要するに一つの肩書きで長い時間をかけてナンバーワンを目指すのではなく、様々な肩書きを掛け算してオンリーワンの人材を目指すべきということですね。
3つのキャリアを掛け算して
100万人に1人の人材になる
教育改革実践家の藤原和博さんの有名なキャリア理論、「3つのキャリアを掛け算して100万分の1の人材になる」という考え方があります。
詳しくは上記の記事を参照下さい。
<ここでは紹介までに。詳しい概要などは飛ばします>
多動力の本質的な意味とは?
最後に一番大事なのは、多動力ということを本質的に理解することです。
色んな肩書きを手に入れる為に、とりあえず色んなことに手を出せば良い。というわけではありません。
サルのようにハマる=『情熱』をもってハマり、肩書きと呼べるくらいまで時間をかけて目の前のモノに没頭すること。
だと思います。
少しシビアに言うと、とりあえずで色んなことに手を出せば良いと勘違いしている人は、それを肩書きになったと思い込んでいるだけです。
実際はその分野において5人に1人くらいのどこにでもいる希少性の薄い人材レベルで、そこで満足して飽きて、違うモノに手を出してしまう印象です。
飽きるのと見切りが早いのは違います。
「多動力」とは、情熱をもってやりたい事を一生懸命探す為に必要な能力だと思います。
この記事を書いている時に、約1年前Instagramで頂いた質問を思い出しました。
当時のこの回答も「多動力」という考え方を踏まえた上で回答したと思います。(質問者様はこんなに重い返事が返ってくるとは思っていなかったと思います。笑)
最後に
僕自身もいまとてもハマっているモノがあります。
それが映像というお仕事です。
趣味で始めた映像制作も、いつしかお仕事を頂くようになり、今では「映像ディレクター」として大事なお仕事の柱の1本になっています。
20代そこらでやりたいことが決まるなんて、ごく稀ななか、20代前半でこんなに情熱をもってハマることに出会えたことはかなり奇跡だと思います。
元々、全く違う畑の不動産営業マンだった僕が、映像関係でご飯を食べれているのも、この「多動力」を身に着けることができたからです。
というわけで、
『「多動力」って今の時代かなり大事だけど、改めて意味を考えてみよう。』というテーマで書いていきました。
現状の自分を変えたいと思っている方など、
少しでも何かしらの参考になれば幸いです☺︎
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ではまた!
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