ADHDに向いた仕事って何だろうという話

今回のテーマ
表題のとおりです。向いている仕事は何かをだらだらと思うままに書いていこうと思います。向いている仕事などないのではと思ってしまう。
よろしくおねがいします。

(後で書き直すかも)



まずADHDのタイプについておさらい

1.不注意優勢に存在するADHD

不注意の症状が強く出ているタイプです。

・気が散りやすい。物事に集中することが苦手
・やりたいこと、好きなことに対してはとても集中して取り組むが切り替えが苦手
・忘れ物や物をなくすことが多い。人の話を聞いていないように見える又は聞いていない。

2.多動・衝動性優勢に存在するADHD

多動と衝動の症状が強く出ているタイプです。

・落ち着きがない。そわそわしている。
・衝動が抑えられず、大声を上げたり、乱暴になったりする。乱暴な子、反抗的だととらえられやすい
・衝動的に不適切な発言をしたり、自分の話ばかりをする

3.混合に存在するADHD

多動と衝動、不注意の症状が混ざり合って強く出ているタイプです。

・多動性-衝動性優勢型と不注意優勢型のどちらの特徴も併せ持っており、どれが強く出るかは人によって異なる
・忘れ物や物をなくすことが多く、じっとしていられず落ち着きがない
・ルールを守ることが苦手で順番を守らない、大声を出すなど衝動的に行動をすることがある

以上のようなタイプがあるとされている。ちなみに僕は混在型だと考えています。衝動性と不注意がごちゃごちゃになって表面に出てきています。ただし薬で対処できているのでそこまで重くないかもしれない。

ADHDはワーキングメモリの機能低い傾向があるのでそのことを頭に入れて考えていく必要があるのではないかと思う。



僕の仕事の遍歴から考えて

店舗販売職

正直ルーティン作業は楽だった。動き回り、商品を補充し続ける。商品棚替えも難しくない楽勝であった。ただし、自由性があるプロモーションづくりでは熱中しすぎてほかの作業がおざなりになるという問題があり。動き回ることと、クリエイティブなことが好きなように思える。
実際に管理職である店長になった瞬間、上司との折り合いが悪いこともあるが、非常にやりづらかった。順序だって仕事ができない。やりたいように思いついてやってしまう。部下を叱ろうとしてしまう。衝動的に。パワハラにならないように常に自分を抑える努力をしていて、自分のリソースを使っていた気がします。
この時薬を飲んでいたらまだ何とかなったかも????

経理、会計職

退屈の極みで大変厳しいものだった。ルーティンもつまらない。しかも、一度で会計ソフトの使い方がわからないので、何度も聞きなおしたら怒られた。メモを取ってもどうすることもできない、だってわからないんだから。つらかった。このあたりから薄々自分の不得意に気が付き始める。

商工会連合会の経営指導員

コンサルタントみたいなことができるとアイデアをいっぱい考えていったが、実際は事務作業の連続できつい。退屈。面白くない。こう思ったら、苦痛の連続になってしまう。

以上を振り返ると、落ち着きがないことが自分でもわかる。自主性があると熱中するんだろうなということも検討が付く。しかし、そのような仕事は簡単につけるものではない。ゆえに僕も含めて薬を飲みながらだましだましやっていくしかないというお決まりの結論に行きつくほかないのだ。
悲しいなぁ

幸い、学ぶ力はあったので僕はなんとかなっているが、何かを学ぶことが嫌いな人からしたら仕事は苦痛でしかない、または仕事はしたくないという気持ちになってしまうのだろうと思ってしまう。あくまで僕個人の考えだが。

ADHDに向いている仕事は何だろうか

興味関心があることに没頭できる仕事・業務
想像力を生かせる仕事・業務
専門的な知識・技術を必要とする仕事・業務

というのが調べると大体出てくる。頭があれば、専門性を身に着けてやっていけばよいだろう。想像力・創造性がある人はライター、や物語を書く人かな?芸術分野も適正は大いにありそう。

しかし、現実はそんなに簡単ではない。才能にあふれる人ばかりではない。現実は厳しい。
対処可能ならばなんとかできるだろうが、できない人はやはりはじき出されてしまうのかと思ってしまう。現代社会は高度化しているので仕方がない流れなのかもしれない。

となると、結局、向いている向いていないを考えるのではなく、ただ今できることをやるしかないのではないかという結論になってしまう。現に僕もそういう状況になっている。幸せの青い鳥に幻想を抱くのではなく、自分ができることを自分の持てる力でやっていくしかないのかなと思う。

SNSできらびやかな人を見るたびに比較が始まってしまうが、ほとんどの人は凡人であると思えば、少しは心が楽になるだろうか?
みな、特別になることを望むが、特別になるのは結果であって重要なのは過程に熱中することではないだろうか?
そうすればふと気が付けば何かの特別になっているかもしれない。

まとめ


結局、向いている仕事などADHDの場合ほとんどなく、そうした仕事に着ける人はまれであると思います。それではどうするか、向いている仕事を探すのではなく、自分ができる範囲で仕事をするしかないのではないでしょうか?目の前のことに集中して日々過ごせば、気が付いたら大物になっているかの知れません。
なぜ今回このようなことをだらだらと書き始めた理由は、いろいろネットを見ていると、向いている仕事を探している人ばかりで、今目の前にあることから目を背けている方が多いなと思ったからです。そして僕もそうでした。
しかし、そんなのはほとんどない。ゆえに自分が合わせて、目の前のことを全力でやっていくしかないと思ったわけです。
それをあくまで一意見として書いてみたということです。

駄文失礼しました。






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