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権力の乱用について調べてみたよ。

今回のテーマ

権力の乱用について調べてみました。これはパワハラ、セクハラにつながることです。どういった条件、どういった人間がするのかを調べてみました。
事前知識として知っていて損はないはずです。

よろしくお願いします。


前置き



権力という言葉は、人々が頼りにするものであり、
恐れる対象でもあります。

それは一つの組織、社会、あるいは国家において、
ある個人や団体が他者に対して持つ支配力や影響力を示しています。

権力はおおむね、指導者や管理者に付随するものであり、
その正しい使用は組織の発展や社会の安定へと導くものです。
しかし、権力を乱用するとしばしば深刻な問題を引き起こします。

そこで今回は権力の乱用について書いていきます。


本論


権力を持つ者がその力を乱用に走るのは、しばしばナルシスト的な
傾向と関連しています。

ナルシズムは、自己愛や自己顕示欲、他者に対する共感の欠如などの特徴を持つ人格障害です。

権力を持つ者がナルシスト的な傾向を持つ場合、たびたび自己中心的な行動をとり、自分の利益のために他者を無視する傾向があります。
権力を搾取し、他者を支配することで自己満足感を得ようとします

権力の乱用は、個人の内面に根ざした心理的要因によって引き起こされることがあるわけです。

次の理由として、権力者がコントロールの必要性から行動することが
あります。他者を支配したり、威圧したりすることで、自分のコント
ロールを維持しようとします。

他にも、自己の価値を他者の承認や賞賛によって確認しようと
する傾向があります。そのため、彼らは自分の利益のために
権力を悪用し、他者を操作したり、強要したりします。

心理的要因以外もまた存在します。
環境要因に影響され、権力の乱用が起こりうる場合があります。

激しい競争や処罰の文化が支配的な組織や社会では、個人が権力を
乱用する可能性が高まります。

競争の激しい環境では、個人は成功のために非倫理的な手段を
取ることが許されるのではないかと感じるかもしれません。

成功とは少し違いますが、一例として、街路樹に除草剤をまく
中古自動車販売を行っていた企業がありました。
まさにこの処罰の文化、支配的な組織に合致しています。

処罰の文化が支配的な環境では、個人は自身の行動に対する
責任を感じず、権力を乱用することが容易になります。

権力を持つ者がその力を乱用することは、決して許容されるべきではありません。組織や社会は、権力を持つ者に対して適切な監督や責任を課すことで、権力の乱用を防ぐ必要があります。これを怠ると会社内では嫌がらせ、パワハラ、セクハラ等が横行するのはあきらかです。

また、個人は自己認識を高め、他者との共感を持つことで、
権力を持っても謙虚で倫理的な行動を取ることが重要です。

実るほど頭が下がる稲穂かなという言葉を忘れてはいけません。



まとめ

権力の乱用は、個人や組織、社会全体に深刻な影響を与える問題です。それはナルシズムやコントロールの必要性などの心理的要因によって引き起こされることがあります。また、組織や社会の環境もその影響を受けることがあります。権力を持つ人は、自己認識を高め、他者との共感を持つことで、権力を倫理的に使用することが重要です。

自分は関係ないと思っていても、気が付いたら力を振り回して使ってしまっているかもしれません。私も今後の人生でそういった場面に出くわすことになるでしょう。ゆえに気を引き締めたいところです。

そして、組織や社会は、権力を持つ者に対して適切な監督や責任を課すことで、権力の乱用を防ぐ必要があるという話でした。

今回はここまで



参考とした資料


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