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短絡的な満足感を克服する 8 つの方法

今回のテーマ

昨今何かをすぐに得たいという人が増えたのではないでしょうか?
それはなぜかどうすればよいのかについて調べてみました。
参考になれば幸いです。

よろしくおねがいします。



序論


瞬間的で早く得られる満足感を求めることは、短期的な不快感を避け、
最終的には長期的な苦痛につながると分かっていながらも一時的な快楽
を優先する行為です。

いわゆる、待てない人のことです。早く楽しみたい。早く早く・・・・
我慢できない、直ぐに欲しい何もかも。

何かをすることが長期的な目標を達成するのに
役立つと理解していながら、それが今引き起こす苦痛のためにそれを
やらない言い訳を見つけてしまうのです。

先延ばしは、短期的な満足感を求めると起こりうる副作用です。

これは、長期目標を犠牲にして、人生の誘惑に負けてしまう一種の自己破壊行為です。これが起こると、目標を求めている間のつらい苦しみよりも、
現在の喜びの方が魅力的に見えます。

まさにこれが、長い目で見ると、
瞬間的な満足感を続けることによって
目標を達成することがほとんどない理由です。

短期間で得られる満足感により、簡単に何かが得られることを期待してしまうことがよくあります。しかし一般的には、何かを受け取るには、まず何かを与える(何らかの方法で自分自身を投資する)必要があります。

投資するものは、お金、時間、体力・・・様々なものが考えられるでしょう
なにかを達成するにはどれも必要なものです。そして、大体は苦痛や、
めんどくささ、ストレスなど、喜ばしいとは言えないものが伴います。

こうして伴った苦痛も、目標を達成してしまえばいい思い出です。あるいは良い経験だったといって自分の中で消化することができるでしょう。

普通は欲求や欲望、目標はこうして叶えるものです。

短期的に満足を得る方法に慣れてしまうと、こうしたプロセスは
煩わしいものとなります。耐えることが困難になり、大きな目標を
達成できないようになってしまうかもしれません。

急激な快楽の罠に陥ると、特に依存症、嫉妬、激怒、衝動的な行動を起こしやすくなる可能性があります。

加えて、多くの心配、不安を引き起こすこともよくあります。 すぐに満足してしまうのは、自制心を欠いているからかもしれません。さらに、感情的な衝動に対して自分がいかに無力であるかを理解させられることです。

その結果、思考の制限、誤った意思決定、不適切な計画習慣など、
人生に深刻な影響が生じる可能性があります。

一時的な満足感を継続的かつ永続的に受け取ることによって、長期的に続く不満感を生じる可能性があります。

誘惑という形でやってくる短期的な小さな楽しみのために、長期的な重要な利点を常に犠牲にして、その結果、悲しくて満たされない気分になることがあります。


何が私たちを短期的な満足感へと駆り立てるのか???


人間の本性は、瞬間的な快楽への欲求と密接であり、

現代のテクノロジーと不確実性によって

その欲求はさらに悪化しています



すぐに満足したいという人間の本能


瞬時の満足感は、人間の性質などさまざまな理由から魅力的です。
「快楽の原則」によれば、人間の脳は快楽を選択し苦しみを避けるように設計されています。
この基本的な生存戦略は子供の頃から私たちの中に刷り込まれています。

ドーパミンは、私たちのニーズや欲求が満たされたときに脳内で生成される神経伝達物質です。それは私たちに喜びと報酬の感覚を与えます。私たちは、欲しいものが手に入らないとストレスや不安を感じます。

自己否定は不快なもので、私たちは目の前に来るあらゆる喜びを利用しようとする傾向があります。


最新テクノロジーの存在


テクノロジーの進歩により、SNS、私たちが食べる食べ物に至るまで、あらゆるものが迅速かつ瞬時に行われるようになりました。

手っ取り早い快楽がより身近になるにつれて、
私たちは衝動をコントロールするのが難しくなってきています。

SNSが生活に浸透したことによる結果は 、すぐに満足する習慣の発達です。SNSでは、「いいね!」、コメント、これらを共有することですぐに満足感を得ることができます。満足感をすぐに届けるソーシャルメディアの能力は、私喜びと報酬への欲求を満たしてくれます。

不確実性


不確実性は、すぐに達成感を得ようとするもう一つの要因です。

不確実性は、人々は短期的に考えさせます。不安やわからない状況を避けたいためです。将来、いつ報酬を受け取るかどうかがわからないため、目先の利益や喜びに焦点を当てがちです。

不確実性に伴うストレスのため、すぐに気分が良くなる活動を選択する傾向があります。

例)ホッとする食べ物を食べる、テレビを一気見する、またはすぐに楽しみが得られるその他の活動に参加するなどです。


いかに短期的な満足感にあらがうか


瞬間的な満足感を得る欲求は、長期的な目標や利益を犠牲にすることがあります。そうした行動は、短期的な快楽を優先し、最終的には長期的な苦痛をもたらす可能性があります。

対処法について、以下の8つの要点をあげてみます。

目標を発見する

長期的な目標やビジョンを持つことが重要です。自分が何を望んでいるのかを理解し、それに向かって計画を立てることで不確実なことを減らすようにします。起こりうる可能性についても検討しておくとさらに良いです。事前準備が可能になります。

障害を特定する

目標達成の過程で遭遇する可能性のある誘惑や障害を事前に認識しましょう。これにより、予期しない問題に対処する準備ができます。

サポートに手を借りる

強力なサポート システムを構築し、困難な時に支援を得ることが重要です。信頼できる友人や家族に相談し、励ましを受けることができます。
何かの中毒に陥っているのであれば病院にさっさと行きましょう。

ハッキリした境界線を作る

自分の行動に関する明確なルールや境界線を設定することで、誘惑に屈することを防ぎます。何を許可し、何を禁止するかを明確にすることが重要です。

ご褒美システムを作る

長期的な目標に向けて進む際には、自分を励まし、奨励するための報酬体系を設定します。目標達成の達成感を楽しみ、モチベーションを維持します。
注意点があり、気を抜くとご褒美に気を取られ長期的目標に向かう気持ちがなくなるかもしれません。システム設計は慎重に。

自分の衝動を認識する

自分が何を欲しているのか、何に衝動を感じているのかを認識することが重要です。マインドフルネスの実践を通じて、自分の感情や欲求に注意を向けます。

小さな遅延を実装する

 急速な満足感を得ることに対する衝動に抵抗するために、意図的に行動を遅らせることが重要です。少しの我慢や待機は、より大きな報酬をもたらすことがあります。我慢の時間を少しずつ伸ばしていくことで、短期的な欲求解消に対して抵抗力を高めます。

結果に注意する

急速な満足感を追求する行動がどのような結果をもたらすかを注意深く観察します。時には短期的な快楽が長期的な利益を阻害することがあるため、自分の選択がどのような結果をもたらすかを検討します。

これらのポイントを実践することで、瞬間的な満足感の罠から抜け出し、より充実した人生を送るための道筋を見つけることができます。


まとめ

調べて、書いていたら私自身も当てはまっていることが多すぎて、
どうしましょうという感じです。まずは、リストアップするなりして
不確実性を取り除き、簡単な方向に行かないようにしたいと思いました。
改めて現代は誘惑が多すぎますね。
それにあらがう術を身に着けなればいけないといけないようです。

今回はここまで

参考にした情報


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