訪問看護事業者の人事評価のポイント
ごあいさつ
いつもご覧いただきありがとうございます！
株式会社クルージズ・テクノロジーズの牟田です！
弊社は現在、スタッフ30名以下の医療介護業界の方、中でも訪問看護さんに特化して、理念を叶えるためにチーム作りをシンプルな人事評価制度を活用してサポートしておる会社です。
訪問看護事業者の人事評価のポイント
訪問看護においては、インセンティブ制度で訪問件数のみを評価する場合、「稼げる」という魅力を出せる反面、個人プレーに陥りやすく、長期的な定着には繋がりにくいという課題があります。
しかし、給与を上げるためには一定の数値も必要であり、「目安」として訪問時間や件数を設定することが重要です。
例えば、1日あたりの訪問時間300分、または1日あたり4.5件以上の訪問が基準となります。
地方や開業して間もない場合は、最初は1日3件からスタートし、依頼が安定してきたら目標を見直すことが推奨されます。（見直すことがある、ということを事前にスタッフに伝えておきましょう。）
ただし、訪問件数だけの評価では本来の看護やリハビリの内容自体の評価ができません。臨床能力、課題解決力、チャレンジ力、経営者の理念や行動指針といった行動の評価も必要です。
特にこの行動の評価が、スタッフにとって嬉しいものとなり、理念が実践されることを評価することで、理念の浸透にも繋がります。
その理念をしっかり実践し、行動を継続することが最終的に売り上げにも繋がるはずです。
訪問看護は1日の大半を1人で過ごすことが多く、訪問ごとに疲れやストレスが生じる可能性があります。
その癒しは、同僚のチームメンバーや上司とのコミュニケーションによってもたらされるものであり、それを忘れてはいけません。
評価制度をどれだけ細かく作り込んでも、コミュニケーションが不足していると、「私のことを見てくれていない」とスタッフが感じてしまうことがあります。したがって、まずはシンプルでも基礎となる評価制度を構築し、チーム作りと人財育成を始めることが大切です。これは難しいことではありません。
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