「良いところ探し(肯定的資質の探求)」の練習をすると幸せになれます
カウンセリングにおいてカウンセラーは相談に来た方の良いところを探し、見つけたらそれを伝えたり、本人に気付かせたりします。
そのためにカウンセラーは日頃から良いところを探す練習をしています。日頃から意識して練習していると、良いところを簡単に発見できるようになるからです。
実はこれは、音楽において好きなジャンルの曲なら初めて聴くものでも、すぐにその良いところが分かるのと一緒です。
私達は、好きなジャンルの曲に対して「良いところ探し」をいつもしてます。そしてそれは習慣的に探す練習しているのと同じことですので、そのジャンルの曲への「良いところ探し」の技術が上達しています。
その上達している「良いところ探し」の技術によって、初めて聴いた曲でもすぐに良いところを見つけることができるのです。
(何度も聴いた曲で新たな発見があるのも、以前聴いたときより良いところを見つける技術が上達したためです)
このように「良いところ探し」の技術は、習慣的な練習によって、だんだん上達していくものですので、良いところを探す練習をしていると世の中には良いところがたくさんあると感じられて幸せになります。
さらに、良いところを見つけることができれば、見つけた良いところを活かしたり伸ばしたりして世の中をさらに良くすることもできます。また、良いところを探す人は人に好かれます。そして、人は自分の好きな人には自分の良いところを見せようとします。
つまり「良いところ探し」をしていると、良いところに気付く技術が高まって、たくさん見つけられるようになるだけではなく、実際に、良いところが身の回りに増えていきます。
好きな音楽を聴くときのように『きっと良いところを見つけることが出来る!』とワクワクしながら、いろいろなコトやモノ、そして人の「良いところ探し」をすることを習慣にしましょう。
きっと幸せになれます。
追記:もちろん、悪いところを見つけてそれをなくすということが必要なこともありますが、そういった場合も、同時に「良いところ探し」を行い、悪いところは良いところを伸ばしたり活かしたりすることで補ったり、あるいは仲間とお互いに「良いところ探し」をして、お互いの良いところで悪いところを補いあうと幸せになれます。
人間に長所と短所があるのは、補い合う幸せを感じるためなのですから…
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