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今さらでもない、リモートワーク のコツ

緊急事態宣言も解除され、少しづつ日常生活が戻ってきた方も多いのではないでしょうか。首都圏を中心とした大都市圏に住んでらっしゃる会社員の方は嬉しい様な、でも、通勤を考えると憂鬱な様な、複雑な心境なんじゃないかなと思います。

新型コロナウィルスの影響で、最も変化したことの一つが「働き方」なのではないでしょうか。この期間、私も初めてフルリモートワークに挑戦することになりました。世の中的にも、今回初めてリモートワークにチャレンジしたという方も多かったのではないでしょうか。

私はこれまでも、朝や夕方はカフェで仕事をして時差出勤したり、平日に休みをとって旅行に行ったりと比較的自由に働いてきました。

とは言え、何年もの間オフィスで仕事をすることが当たり前で、それが身体に染み付いていたので、最初は家で仕事をするということに戸惑いも大きく、全くペースが掴めませんでした。気がついたら一日終わっていたなんてことも。

でも、少しづつ慣れてくると意外と問題なく仕事が進み、1ヶ月経った頃には、出勤なんて考えられなくなってきました。そうなってくると今度は、このままリモートワークでやっていきたい!と思う様になり、この状態で成果を出すための方法(習慣)を模索してきました。

リモートワークは、これからの必須技術

多分、これから自由に生きていくためには、リモートワークで成果を出す技術って必須だと思うんですよね。今までは一部の限られた人たちだけに必要なものだったけど、これからは多くの人たちに必要な技術になっていくと思います。リモートワークで成果を出す技術を持つことによって、時間や場所に縛られない自由なライフスタイルやワークスタイルに近づくことができると思います。

リモートワークを上手く活用する術を個人の視点で考える

リモートワークについては、会社や組織の視点、もしくは社会の視点からみた記事はよく見かけるのですが、意外と個人の視点からみた場合のリモートワークのコツみたいなものをあまり見かけなかったので、私が実践してみて、効果ありそうだなと感じているコツを書いてみようと思います。

まず前提として自分のバイオリズムを知ろう

人間には朝型の人と夜型にの人がいるって、よく聞きますよね。私はずっと夜型人間だと思っていました。30代までは毎日寝るのが2時とか3時で、12時前に寝ることはほとんどありませんでした。その結果、当然、朝起きるのが非常に苦手でした。そして、大事な会議や出張の日にかぎって寝坊ってこともありました。

そんな私が、子供が産まれてから必然的に朝早く起きないといけなくなり、朝型になり、それは今も変わりません。

ただこれは、夜型から朝型への体質の変化というより、元々朝型だったんじゃないかなと思います。30代までは体力もあり、深夜まで起きていても表面上、大丈夫そうなだけで、生産性は低かったと思います。

いずれにせよ、朝型、夜型は体質(?)的なものであって、決まっているようです。朝型の人が夜遅くまで仕事をしたり、逆に夜型の人が無理矢理朝早く起きても生産性は上がらないようです。

まずは自分の型を知り、寝る時間と起きる時間を極力一定にして、規則正しい生活をするというのが大切だと思います。

その上で、下の3つのコツを実践することをオススメします。基本的には、朝型の人でも、夜型の人でも時間帯をずらせば活用できるコツだと思います。

3つのコツ

それは、

1.check_in

2.check_out

3.時間割

の3つです。

1.check_in

朝のルーティンです。先ほども書いたように、まず生活のリズムを整えることが何よりも重要です。朝のルーティンを決めておくことによって、スムーズに1日を開始すことができます。私のCheck_inは、①朝散歩、②プランニング、③瞑想からなっています。1日を開始する合図みたいなものですね。

①朝散歩は、起きてすぐ行きます。何も考えずに取り敢えず外に出る、っていうのが継続のコツの様な気がします。朝散歩をするとセロトニンという幸せ物質が分泌されるそうです。セロトニンはストレスに対しても効能があるらしく、不安を感じず、落ち着いた気持ちで1日が過ごせます。都内では難しい地域もありそうですが、できるだけ木や草などの緑のある場所を歩くのがオススメです。

②プラニングは、1日の計画です。ToDoを作成します。大まかな計画は前日の夜(Check_out)に立てているのですが、それをブレイクダウンして、ToDoにまで落とし込みます。もちろん計画ですから、急な予定が入ってきて上手くいかないことがあるのは、リモートワークでも同じですが、記録しておくって大事だなと思います。記録しておかないと、ずれたこともわからないですからね。

③瞑想は、仕事の開始前に行います。マインドフルネスとか、すっかりメジャーになった感じですよね。私も結構前から瞑想は取り入れようとしてきたのですが、なかなか習慣にはできていませんでした。習慣化できなかった理由の一つとしてタイミング。通勤していた時の生活リズムでは、瞑想をするタイミングが取りずらかったんですよね(会社で瞑想するって、勇気要りますよね、私には無理でした)。瞑想することによって、すっきりした頭で仕事を開始することができます。

2.check_out

こちらは、夜のルーティンです。リモートワーク開始直後は、どうしてもダラダラといつまでもパソコンを立ち上げていて、何となく仕事をしている気になっていました。そうすると、寝る直前までパソコン見ていることになるので、睡眠の質も低下している様に感じました。そこで取り入れたのが、①振り返り、②ジャーナリング、③お風呂です。

①振り返りは、朝立てたToDoに対して点数を付けます。主観的で構わないので、その仕事の質も含め、点数化し、明日の行動に活かします。そして、同時に、明日の計画もここで大まかに立ててしまいます。そうすることによって、PDCAが無理なく回る気がします。

②ジャーナリングは、要は日記ですね。「モーニングジャーナル」って調べると色々と記事が出てくると思います。この名前から分かる様に、朝書くものが有名です。モーニングジャーナルには瞑想と同じ効果もある様で、私も以前は朝書いていましたが、今は朝に瞑想の習慣を取り入れていることもあり、夜に変えました。①が定量的に1日の行動を振り返るのに対して、ジャーナリングは定性的に1日を振り返ります。

③お風呂は、特に特別なことはやっていません。ゆっくりと湯船につかる時もありますし、シャワーだけで済ませることもあります。ただ、一つだけ決めているのは、お風呂に入ったらもう仕事はしないということ。お風呂が仕事終了の合図になっています。お風呂から上がったらPCやスマホを使わず、本を読んだり、お酒を飲んだりして過ごしています。

3.時間割

これは特に作業系のタスクが多い場合に有効です。25分+5分休憩、もしくは50分+10分を1セットにします。そして自分の勤務時間に合わせて1日の中に組み込みます。これもネットで「ポモドーロテクニック」と調べると出てきます。集中力を維持するためのコツです。ただし、戦略や企画などの考える系の仕事の時は、逆に集中が途切れてしまうことがあるので、注意しましょう。午前中は考える系の仕事をして、午後、集中力が落ちてくるタイミングで時間割を使うというのが個人的にはいいかなと思います。

オススメは

私の1番のオススメは、朝散歩です。1つだけ選ぶとすればこれです。これをやるだけで、1日が全然違います。仕事の成果については、集中できる日があったり、できない日があったりでムラがあるのは事実ですが、朝散歩することによって、嫌な気分になったり、自己嫌悪に陥ることが少なくなります。"まっ、いいっか!"って思えます。自宅で一人で作業をする時間の多いリモートワークでは、こういう軽やかさも必要なんじゃないかなと思います。

まとめ

こうやって書いてみると、リモートワーク だからというより、仕事をしていく上で、結構当たり前のことですね。ただ、リモートワークで仕事がオンラインになるからこそ、アナログな習慣が逆に重要なのかなと思います。

私自身がまだまだ試行錯誤中で、色々と試しながらやっています。他にも効果的なコツとか習慣があれば、コメントいただけると有難いです。

この記事が、少しでも多くの人が自由に生きる、自由を感じて生きる、そのきっかけになればとても嬉しいです。

笑顔は世界を救う、自由は世界を変える

読んでいただき、ありがとうございました。それでは、またよろしくお願います。

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