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自然のレッスン、を読んだ。

大好きな小林聡美さんが選書されていて、手にした1冊。

人間らしく生きる。自然に生きる。これまた読書や健康と同じく超普遍的で既視感の強いキーワードだ。具体的に説明せよと言われ、それができる人は多くはないだろう。自分もわからない。

こうした本が流行ったり自分がそれを求めるのは、何やら周期的なものがあるのだろうか。人は何かを期待して手にするが、実はここには答えなどない。それはヒントに留まるのだ。ヒントを活かせるかどうか、読む人次第。

奥様(あえて敬称)が愛読している東城百合子先生の自然療法。自分もチラチラ拝読しているが、概ねこちらと同じ内容が極めて平易に紹介されている。

乱暴に端折ってしまうと、現代人は物凄く疲れることを、せっせと自ら勤しんでいるのかもしれない。そして理由もわからず勝手に疲れている。

疲れないためにはどうすれば良いのか。疲れることを一切やめればいいわけだ。言うは易し、横山はやすし。なかなかそうもいかないことは承知の助。

リモートワークで人様にお会いする機会が激減したが、通勤電車含め、不愉快な人と接することがほぼゼロになり極めて快適になった、と友人が喜んでいた。大筋で合意する。ストレスの大部分は対人関係だろう。

人生折り返したんだから、これからは一緒にいて気持ちの良い人と優先して過ごしたら良い。もうこれ以上、我慢しなくてもいいんじゃないかな。

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