見出し画像

9秒台の壁 #161

おはようございます。
息子が「マダンテ」と言って攻撃してます。
まだMPが少ないので大したダメージはありませんが末恐ろしいです。
------------------------------------

人間には思い込みの力があります。
「出来る」と思い込めば出来るようになる(可能性があがる)し、「無理だ」と思い込めば力が発揮されず出来なくなっちゃう。

自信のある表情や態度、姿勢を意識的にすれば、だんだんと自信が湧いてくるものです。
(ぜひ自身満点の態度でスクランブル交差点のど真ん中をゆったり堂々と歩いてください笑)

スポーツではよくある話ですけど、「◯◯の壁」って表現されることがあります。

最近だと100m走の10秒台の壁を破って日本人初の9秒台が出たり、キプチョゲがフルマラソン2時間の壁を超えてみたり。

プロフェッショナルでなくてもゴルフの100打の壁だったり、これ超えたらまぁまぁやるね。みたいなところあったりしますよね。(ちなみに僕はゴルフは170打くらいたたいてそれ以来魔封波で封印してます)

そんなような感じで「◯◯の壁」というのはよく使われています。

今まで超えられそうで誰も超えられなかった記録を、1人の選手が超えた途端に、他の選手もどんどんその記録を破っていくという話はよく聞く話だも思います。

その背景には、似たような境遇の選手が記録を越えることで、自分の可能性も信じる根拠になってモチベーションが高まる、ということがあります。

簡単に言うと、「あいつでも出来たんだからおれにだって出来るはず」という気持ちが出てくるということです。

今までは「誰も越えられない」と思い込んでいたものを「おれにもできるはず」と思ったとたん、それまであんなに苦戦していたはずの壁を乗り越えてしまえるわけなんですね。

これはスポーツに限らず仕事でも勉強でもそう。
昔、アメリカでこんな実験が行われたそう。

数学の成績にあまり差がない生徒を集めて3つのグループに分けてテストを受けさせました。

①「君たちは数学の才能があるグループだよ」
②「君たちは数学を一生懸命頑張っているグループだ」
③何も伝えていないグループ

すると、①と②は③の何も伝えなかったグループより良い結果をのこしたそうです。

この結果から、「自分は才能がある」「自分は頑張ってる」という思い込みがパフォーマンスを向上させるということがわかりますね。

他にも、デタラメな解けない問題を受けさせた時に、無作為に選ばれた生徒に
「君の誕生日はアインシュタインの同じだ」
「君は数学にとても優れてる」
という嘘の情報を与えて取り組ませた結果、嘘の情報を与えられた生徒の方が取り組む時間が70%も長かったという結果が出ました。

こんなやうな形で思い込みの力はモチベーションもパフォーマンスも高めるし、逆を言えば自分自身のパフォーマンスを制限してしまうかもしれない原因にもなりかねないということ。

どうせならいい方に思い込んでいったほうがいいですよね。根拠のない自信というのもあながち悪くはなさそうです。

#トライアスロン
#子育て
#メンタルトレーニング
#美食
#モーニングマン
#壁を越える
---------------
株式会社メンタリスタマネージャー
http://mentalista.jp
株式会社SSFプロモーションマネージャー
http://ssf.style

森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(2歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?