見出し画像

優しい人はイライラさせるのも上手#453

おはようございます。
毎週のジャンプを密かに楽しみにしているのに、今日は先週の合併号で休みで落ち込んでいる森下です。合併するなよ。(#永遠の少年)

優しさとお節介は紙一重だと思っております。
実家に帰った時の、あれ持っていきなさい、これ持っていきなさい攻撃はとっても嬉しいんですけど、めちゃくちゃ荷物になるので正直なところ有り難迷惑なところもあるのです。

謎のお土産もそうで、特にクオリティの高くない◯◯行ってきました的なお土産渡されても、あんまり嬉しくないですよね。

そのあとこっちが旅行に行ったもんなら、なんか買わないと申し訳ないかな。という気持ちになるし。

なので基本僕はお土産買わない派なのです。

てなわけで前置きが長くなりましたが今日は、相手の気持ちを感じることは大切だよというお話です。

<相手を感じる>

スポーツにおいても仕事においても、もはや日常生活の全てにおいて、相手を感じる、相手の立場に立って考えるということはとっても重要。

社会は一人では成り立たないので、必ず人間関係は生まれます。
その中で相手を感じながらコミュニケーションをとるというのは基本中の基本、いや、120%中の120%!なのです。

画像1

出典:幽遊白書(冨樫義博/集英社)

相手を度外視した一方通行のコミュニケーションは、ただの自己満足のコミュニケーションで一人であそこをこちょこちょしているのとなんら変わりはありません。

例えば…
自分がガンダムが好きだからと言って、デート中にガンダムの話しかしなかったり…

自分がスシローにハマっているからと言って、デートで毎回スシローに行ったり…

そんなことしていたらフラれてしまうのも当然ですよね。(←誰かの懐かしの経験談です。)

そもそもコミュニケーションというのは、メッセージの送受信、会話のキャッチボールと言われるように、お互いが送受信しあって初めて成り立ちます。

自分本位の一方通行ではコミュニケーションは成り立っていないよということです。

<自分目線か相手目線か>

コミュニケーションをする時には自分の目線ではなくて、相手が何を考えているのか、何をしたいのか、何をされたらいやなのか、そう言ったことをイメージすることが大切です。

こう言った視線で見れるようになると、相手が本当にして欲しいことやしてもらうと助かることなんかをしてあげれるようになるのでコミュニケーションが円滑になります。

女の子にプレゼントを買う時なんかは、自分が欲しいものではなくて、相手の好みのスタイルや色なんかを選んでプレゼントをしますよね?

それは相手の目線に立っているからできることです。

仕事でも10言われて10やるのと、1言われて10できる人の違いはここにあります。頼んだ相手の目線に立って、頼まれた意図と、次の展開を考えて用意をしておく。

そうすれば、あいつは気が利くな、あいつはできるやつだと評価をされて、また仕事を頼んでもらえるかもしれません。

スポーツもおんなじ。
スポーツの場合、プレー中は会話は少ないので仲間の表情や態度を見て何を考えているかを読まなければいけません。

ここにパスを出したらシュートしやすいかなとか、攻守の切り替えの時なんかは意思の疎通が大切になりますよね。

ディズニーランドが驚異のリピート率を誇っているのもここの理由が大いに関係しています。

ディズニーにきた人の期待をイメージして、それを超えるクオリティを提供することによって、感動が生まれて、また来たいと思わすことができる。

ディズニーランドの柵の尖ってる部分って柔らかいの知ってました??
そういう細かいところまで配慮しているなんて素晴らしいですよね。(↓こういうやつ)

画像2

小さい子どもも来て危ないからという発想は、自分目線ではなかなか出てきづらい。そういう時に子供の目線や、親の目線になることで、じゃあ先っちょ柔らかくしよう。って発想が出てくるのです。

<相手の目線の応用>

相手の目線に立って考えれば、相手の心理を逆手にとって、こっちの優位に物事を進めることだってできるわけです。

人は不安を感じた方が購買意欲が高まるということがわかっています。
例えば…
「この化粧水を使えば10歳若返りますよ!」と言うより
「この化粧水を使わないと肌が衰えてしまいます」と言った方が購買意欲は高まります。

ヤバイ、これ買わないととなりやすいんですね。

なので、プレゼンの時はいかに相手に「このままだとヤバイ」と思わせて、それを解決する方法ください、と言う心理状態に持っていくようにしたりします。

これも相手の目線に立って考えて、不安を解消するツールを提案するという例です。

試合中に相手をイライラさせるのもそうです。
日常では相手をイライラさせるのはよろしくありませんが、プレー中にルールの中でならそれも心理的駆け引きです。

もちろん、汚い言葉で相手を罵ったり、見えないところでファウルをしたりするようなスポーツマンシップに反するようなことはダメです。

サッカーだったら、自分たちのボール支配率が高ければ相手はイライラしてくるだろうし、スピーディな展開でプレーしたいのに、ゆっくりプレーされたらイライラすると思います。

イライラさせれば、平常心ではなくなり、冷静な判断ができなくなったり、ミスをしたりしてパフォーマンスは下がります。

それもこれも、自分たちがしたいプレゼンや、自分たちがしたいプレーだけしていたらできないことです。

相手が何を考えていて、何を欲していて、何をされたらイヤなのか、常に相手目線で考えているから、不安を煽ったり、イライラさせたり、心理的な駆け引きができるようになるのです。

<まとめ>

①コミュニケーションは、メッセージの送受信。お互いが送受信しあって初めて成り立つ。自分本位の一方通行ではコミュニケーションは成り立っていないということ。

②コミュニケーションをする時には自分の目線ではなくて、相手が何を考えているのか、何をしたいのか、何をされたらいやなのかをイメージすることが大切。

③相手目線で考えることができると、不安を煽ったり、イライラさせたり、心理的な駆け引きができるようになる。

相手の目線に立って考えるのも、イメージトレーニングです。
普段から相手に興味・関心を持って「この人は普段どんなこと考えているのかな?どんなことが好きなのかな?」と考えてみましょう!

--------------------------

少しでも「勉強になった」と思った方は「スキ」&「フォロー」をお願い致します!!
---------------
YouTubeチャンネル
「メントレ塾 Mental Training」
https://www.youtube.com/channel/UCxZPqSLo5rmERqPeXo9R__A
チャンネル登録お願いします!

株式会社メンタリスタマネージャー
http://mentalista.jp

森下健(もりしたけん)
1986/10/31 埼玉県三郷市出身。
学生時代は水泳に没頭。専門種目はバタフライ。現在はトライアスロンにハマっている。青春真っ只中。
奥様と息子(3歳)の3人家族。横浜在住。
家族、仕事、趣味についてとりとめなくつらつら書きたいと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?