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そのプロテイン、体に「毒」かもよ


パーソナルトレーナーの大西健太です。(kenta_trainer)
大阪、奈良で活動していて、中学野球チームのトレーナーをしたり公立中学校の部活動でトレーニング指導したりしています。
また、オンラインで保護者に食育セミナーやダイエット、体調改善のための食事指導も行っています。先日はPTA研修講師で「アンチエイジング」について講義をさせて頂きました。

先日、こんなツイートをしました。


「あなたのプロテインが体に悪影響を及ぼしているかもしれない」ということを解説していきます。難しい専門知識抜きでわかりやすくお伝えしますね(^^)

タンパク質は吸収が難しい

まず結論です。
未消化のタンパク質は腸内で悪玉菌の餌になり腸内環境を悪化させる可能性があります。
これがプロテインが体に毒かも?という理由ですね。

タンパク質というのはめちゃくちゃデカくて消化吸収が難しいんです。

ではまず人間の消化吸収の仕組みについてみていきましょう。

ヒトの消化吸収について

筋トレ終わりのプロテインって飲んだ瞬間から「筋肉にタンパク質が補給されてるー!くぅ~!」ってなりませんか?
残念ながらそんなことは起こりません。(笑)

まず胃で①消化され②吸収されて初めて筋肉にタンパク質が供給されていくわけです。

ちなみに固形物の場合は咀嚼、すなわち噛むことから消化始まっています

次はタンパク質がどのように消化吸収されていくかみていきましょう。

タンパク質の消化吸収

タンパク質はアミノ酸の集まりなんです。
そしてタンパク質単体では大きすぎるので吸収されるためには「アミノ酸」に分解される必要があります。アミノ酸は割と小さいので吸収しやすくなります。
タンパク質はアミノ酸が1000個くらい繋がっているものだと思って下さい。

例えば電車に乗るときに1000人が横1列に手を繋いでいたら絶対乗れませんよね。
でも2〜3人なら乗れそうです。

タンパク質が体内に吸収されるときもゲートを通る必要があります。
ただそのゲートはとても狭いため小さいアミノ酸に分解される必要があるわけですね。そしてここで大切なのが「胃酸」です。

タンパク質の消化には胃酸が必須

胃酸が十分な量分泌されていることでタンパク質を消化しやすくなります。
胃酸がしっかり分泌されていると画像のように「ペプシン」という消化酵素が胃の中で大活躍してくれます。こいつはタンパク質をチョキチョキとカットしてくれるめちゃくちゃ良いやつなんですね。
(注:画像のような生き物ではありません)

未消化のタンパク質は腸で悪玉菌のエサになる

アミノ酸にしっかりと分解されればいいのですが、胃酸不足ででっかいタンパク質のまま腸に来てしまうと大変です。吸収されるためのゲートではじかれてしまい悪玉菌のエサになってしまいます。
そして腸内環境が悪化するということですね。

特にプロテインを飲んだ後にこのような症状がでると要注意です!

  1. 下痢をする、お腹が痛くなる(まあこれは誰でもわかりますよね)

  2. お腹が張る

  3. ゲップがよくでる

2、3はガスが発生している可能性がありタンパク質をうまく消化できていない証拠です。この場合はプロテインを一旦やめてみるのもありかと思います。

まとめ

  • プロテインは腸内環境を悪くする可能性がある

  • 未消化のタンパク質が悪玉菌のエサになる

  • タンパク質はかなりでかいから吸収が難しい

  • 胃酸が大切

体に良かれと思って摂っているプロテインはあなたの消化吸収能力次第で良い物にも悪いものにもなってしまいます。
商品の良さだけでなく、まずは自分の体を知ることから始めてみましょう!

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