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快適な空間を生むBGM設定の極め方 飲食店編 その2

神山聴景事務所の神山です。

前回はすでに使用しているBGMの音量調整をまずはしましょうというお話でした。

今回は、楽曲選びの話をしたいと思います。

まずなんで音楽を導入するの?

そもそもの話です。
皆さん、なんで音楽を導入しているんですか?
音楽があるとどうなるんですか?(煽ってすみません)

まずなんで音楽を導入するのか、その理由を考えてから導入に向けてのつぎステップへ進んだ方が良いのではないでしょうか。

大手配信サービスの場合はレジ機能とセットになっていたりするのでついでに、ということで導入されるケースがあります。

それから他の配信サービスも大体が月額数千円と格安ながら沢山の楽曲を利用できるので導入のしやすさは圧倒的に高いですよね。

音楽は必要経費ですから、この価格帯であればすぐに導入することができるんですが配信サービスによって特徴もあるかと思います。

配信サービス一覧はこちらをご覧ください。


音楽を使わない空間なんてほぼ皆無ですから良い商売ですよねー。でもレッドオーシャンなので弊社としてはあまり参入する気がありません。

さて、あなたが欲しい楽曲はありましたか?

その空間の内装に合いそうな楽曲などを見つけたら次が1番大事な項目となります。

利用者の視点に立った音楽演出、音響設計を考える

自分の好きな音楽をかけるのはいいと思います。
ですが、ただかければ良いということではありません。

その空間にどのように音が響くのか、レイアウトと音響機器の関係性、利用者の方が長く利用してもらえる音演出と音質調整をすることが大事です。

音質調整となると専門家を入れないといけませんが、スピーカーとレイアウトの関係性は非常に重要で、これをあまり考えずに設計するとある場所において極端に音楽が聞こえてその反対にあまり音楽が聞こえない場所があったりとバランスの悪い環境になってしまいます。

そうすると

・音量が大きくて会話できない

・音量が小さくて話しづらい

といった問題に発展する可能性があります。

ご飯を食べながら気持ちよく会話ができる環境を作るには会話の邪魔にならないよう音楽のイコライザ調整をする必要があります。

でもそれは既存の音楽配信で調整することはできません。

したがってイコライザーを別で購入する必要があります。

これをするだけでも、音楽が聞こえながらも話しやすい環境を作ることができます。

このような機材を既存のアンプに接続して音質の調整するイメージです。

ぜひ試してみてください!

次回は、それでもやっぱりオリジナルの音が欲しいなという人のためのサービスをご紹介します。

弊社ではニュートラルで快適な音環境をサービスとして提供しています。

オフィスの環境を見て欲しい、BGMはこれでいいのかなど、環境に関するご相談を受け付けております。

内容によっては費用がかかる場合がございますが、遠慮なく申し出下さると嬉しいです。

既存オフィス、新規オフィスどちらも対応可能です。

連絡先

info@kentakamiyama.com

ウェブサイト





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