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自分の中の女性性を認識したら、次の時代を創り出していくリーダー像が見えてきた

こんにちは、モリモトケンタです。
前回の投稿に続き、自分の中で長い時間温めていたことや体験したことを改めて言語化したいと投稿してみました。今回は去年1年間を通じて出会った「自分の中に現れた女性性を認識して起きた出来事や気づき」をつづっていきたいと思います。ちょっと抽象的な文章かつなかなかセンシティブな話題かもしれないのですが、言葉にしてみたいと思います。

過去にあった言葉にならない不一致感

自分の中にあった女性性との出会いの前に、自分が過去に感じていた「言葉にならないような環境に対する不一致感」というものがありました。

私自身、過去を振り返ってみると中学入学から社会人まで比較的女性的な環境に身を置くことが多かったこととから、男性的なノリや環境にあまりついていけてなかったり、男子に対して嫌悪感を感じることがありました。
中高時代は吹奏楽部、高校の男女比は約1:3(男子約10人に対して女子約30人)、大学も似たような環境で過ごしていて、社会人になっても、基本は男社会にいながらも、経理部的に一般職のお姉さま方と仕事をする場面が多く、女社会にいる環境で仕事をしていました。
その後も仕事の中で看護職の方々と関わる機会があり、自分がパフォーマンスしていたり、周囲にポジティブな影響を与えているときの環境に何か違いが何かありそう。と、言葉にならない不一致感や一致感があることに気づくことがここ2年間の間にありました。

2020年、屋久島での出会いと体験

2020年は何かに導かれるように屋久島にたどり着いてしまい、8月から10月にかけて17日ほど滞在していました。滞在中は、ほとんど雨に降られていて、何かをしたというより、その時々で表情を変える屋久島の自然に、自分も含めて色んな感性が発揮されている瞬間に触れる時間を過ごしていたなと思います。同時にこの頃から定期的に瞑想に取り組むことも始めました。

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屋久島での時間は、スコールのような大雨の中であえて雨にあたってみたり、海中温泉で自然と一体になってみたり、とにかく屋久島の雄大な自然に触れることでこれまでに味わったことの無かった感覚を得ることがありました。また雄大な自然を味わっている人たちの感性に触れた瞬間に自分の感性にも響いたことや、その人の中で抑え込まれていた女性性としての感性や感情、心の声に触れたとき、周囲の自己開示に対してどこまで受容できるんだろうか?その受容のスタンスがこれからの社会の引き出しを作るのではないか?そんなこと気づきがあった時間でもありました。
そしてこれまでにない環境や感性を感じる瞬間があったからこそ、これまで何となく女社会になじんでいた認識が、自分の中にも「女性性」が存在していて、その存在があったから馴染みやすくなっていたんじゃないか?と気づくことができました。

これはとても大きな発見で、自分の中に「男性性(左脳的)」「女性性(右脳的)」が両方存在していることを認知できたことで、今の自分の状態を測りやすくなり、環境に対して自分の在り方をチューニングすることや意図的に調節することで関わりやすくなったり、役割に対して成果も出しやすくなった感覚があります。

余談にはなりますが、具体的に起きた変化もあって、以前から何となく関心のあったアロマオイルやアロマスプレーをちょっとチャレンジして買ってみたり、家で飲む飲み物にハーブティーを取り入れてみたり、特に香りに対する意識が以前よりも変わったなと感じています。

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男性的なリーダシップと意思決定のゆくえ

完全に個人的な感覚論に過ぎないのですが、今の何となくな社会の閉塞感は、経済成長を達成するためのシンプルな指標の中で取られてきた男性的なリーダシップや意思決定が今の経済成長していない社会情勢に合わなくなってきているから起きているんじゃないかな?と個人的に考えています。(特に地方であればあるほど、その傾向は強いんじゃないかなと感じます。)

だからこそ、女性活躍だ!とか、男性の育休だ!と制度的なものや方法論として語られているものをただ取り入れるのではなく、そもそものリーダシップや意思決定の在り方に目を向けることや、答えがないことに答えを求めず、仮説を決めて自らが実証し続けるあり方が必要なのではないかと私は考えます。

そして次の時代を創り出していくリーダーは、女性的なしなやかさと男性的な推進力の両方を持ち合わせていて、そのあり方が答えがないこの社会情勢の中で、自らの感性からサービスやプロダクトを作り出し、新しい市場や価値観を生み出し、その先に次の時代を拓いていくんじゃないかと考えています。

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私はどんな行動を重ねていきたいか

このテーマは自分にとって大切な価値観の一つであり、私のコーチングのスタイルにも繋がると感じています。
コーチングでは、女性的な感性への共感と男性的な構造化の資質を組み合わせて、ご一緒する方の可能性を探求していくことに伴走したいと考えています。(同時に父性的な柔らかさの中に女性性を共存させたらどんな未来が現れるのか?ということも探求してみたいなと思っています。)

また、周りからどう思われるのか?こんな風に思われるんじゃないか?といった恐れに襲われる瞬間もありますが、その前に自分がこう在りたいという声に敏感であれる自分で合ったり、それを後押ししてあげられる自分であることでその葛藤も超えていきたいなと考えています。

前回に続き、抽象的かつ感情的な文章になってしまいましたが、最後までお読みいただけましたら幸いです。また読んでいただく中で感想などがありましたら、コメントでもDMでも教えていただけたら嬉しいです。

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