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突破する人と広げる人は別の方がいい説

 総合型地域スポーツクラブ研究所、所長の上杉健太(@kenta_u2)です。総合型地域スポーツクラブのマネジメント、アドバイザー、講演・執筆活動、エンジョイスポーツ指導などをしています。

 今日は、『突破する人と広げる人』をテーマにお話したいと思います。
 昨日は『日向(ひなた)と日陰』というテーマでお話しましたが、今回の『突破』は、その日陰に小さな一点の日向を作ることで、『広げる』はその日向の面積を広げることをイメージしていただけると嬉しいです。

事業の初期(突破)に必要な人

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 総合型地域スポーツクラブを立ち上げる前や立ち上げ直後(初期段階)は、試行錯誤の日々が続くと思います。あれをやっては失敗し、これをやっては失敗し、思いがけないことで上手くいったり、初期と言うのは色々な実験的なことをスピーディーに実行し、改善や中止をし、また次の手を打つということが必要な時期だと思います。
 そのような時期に、大勢の人間が参加する合議制を採用した組織で運営しようとすると、いつまでも何も決まらなかったり、色々な意見が入り過ぎた企画になって検証が難しくなってしまったり、厄介なことが起きます。(組織がダメと言っているのではなく、スタンスの話です)

 それを避ける為には、ある程度自立して考えて行動できる人がリーダーとなり、先頭を突っ走る必要があると思います。クラブの組織はそれを追認するくらいの役割に留める。

 『開発独裁』という言葉があります。

開発独裁とは、
1.経済発展の為には「政治的安定」が必要であるとして、国民の政治参加を著しく制限し、独裁を正当化すること。また、そのような政治運営を通して達成した経済発展の成果を国民に分配することによって、支配の正当性を担保としている政治体制を「開発独裁体制」という。より明確な定義を与えた「開発主義」という用語が用いられている。
2.企業や研究機関が行う商品化の流れの中で、研究開発期と量産期の間に立ちはだかる、いわゆる「研究開発における死の谷」という困難な時期がある。これを乗り越えるためにトップダウン型で行う方法論
Wikipedhiaより~

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総合型地域スポーツクラブや筆者の挑戦のリアルな実態を曝け出しています。自ら体を張って行ってきた挑戦のプロセスや結果です! 総合型地域スポーツクラブをはじめ、地域スポーツクラブの運営や指導をしているかた、これからクラブを設立しようとしているかた、特に、スポーツをより多くの人に楽しんでもらいたいと思っているかたにぜひお読みいただきたいです!

総合型地域スポーツクラブのマネジメントをしている著者が、東京から長野県喬木村(人口6000人)へ移住して悪戦苦闘した軌跡や、総合型地域スポ…

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