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僕が父親として育児休暇を取得した経緯と具体的な方法

この記事は31歳男性が
育児休暇を取得するまでの物語を
記載した内容となります。
・今後育児休暇を取得しようと考えている方
・その上司の方
・男性育児休暇を取得に関わる方
などの参考になればと思い書きました。

ついにワールドカップ決勝ですね。

日本は負けてしまいましたが、
僕の優勝予想は『フランス』です!!

この記事を書くにあたって
フランスって育休取得率どれくらいなのか?
調べてみました。

すると、、

労働者の約7割の父親が
育児休暇を取得している

ただ、

ヨーロッパの中では遅れている。。。とのこと。

私は二つの衝撃があった。

70%すご!!!

遅れている。。
ってどんだけヨーロッパの取得率高いの!?

ということで、、
私の育児休暇までの道のりを書いていこうと思う。

目次
1.育児休暇を取得するまで
2.育児休暇をどのように取得したのか?
3.育児休暇までの準備
4.最終出勤日の時の気持ち

1.育児休暇を取得するまで

当初、私は育児休暇の取得を全く考えていなかった。

しかしながら、
最終的には育児休暇を取得して良かったと思えた。

逆にいうと、
取得していなかったら後悔していたとも思う。

理由としては、3つある。

  1. ①パートナー(妻)が専業主婦であり、「家のことは大丈夫だから仕事してきな!!」タイプなので任せて問題ないと思っていた

  2. 自分が長期休暇取得をすることで、世帯収入が下がる事が懸念であった

  3. 漠然と長期間休めると思っていなかった

このような状況なので、
妻が妊娠7か月になるまで、
育児休暇取得を全く考えていなかった。

ところが、7-8か月ごろに妻が私に言った

「相談なんだけど、、、育児休暇取得できる?」


「・・・え?」

そう、私は自分が置かれている状況を理解していなかったのだ。

今回の出産は第2子であり、長男が2歳の状況であった。

長男は2歳で目まぐるしく成長していった。

お掃除ロボットのようにどこにでもぶつかる

ウサイン・ボルトのようなスタートダッシュ

オペラ歌手のように大きな声で泣く

まさに、小さい怪獣であった。

レベルアップしていく息子と

反対に妻のお腹は大きくなり

息子への対応が難しくなっている状況であった。

それは大変だ、、、、

この結果、私は育児休暇取得を本格的に考える様になったが、

先ほどの取得を考えていなかった理由である

「②世帯年収が下がるのではないか?」
「③長期休暇は難しいのではないか?」

という2つの懸念について考えることになった。

2.育児休暇をどのように取得したのか?


私は悩んでいた。

本当に育児休暇を取得して良いのもなのか?

ちょうどそのタイミングで人事に
育児休暇のアドバイスをもらえる方と
面談の機会をもらうことになる。

その方から様々なアドバイスをもらった。

・育児休暇を取得することのメリット
・金銭的な変化
・育児休暇取得のプロセスや提出書類など

家に帰り、妻に相談をした、、

「取れるなら、育児休暇を取得してほしい」

「分かった、相談してみる!!!」

分かったと言ったものの、
本当に取得できるか?心配になってきた。

その理由は、

私は人事ではあるが、採用チームに所属している

採用は営業職と若干似ていて、
少しでも早く採用ができるように
日々数値や目標を追うような業務内容である

自分がいなくなったらどうなるのだろう??

そう思っていた。

緊張をしながら上司に相談をしたら拍子抜けした。

「いいんじゃん!取得しなよ♪」

私には上司が矢沢永吉に見えた。そんな即答できるの!?

この一言に救われたと言うか、決心をしたと思う。

続いて上司は私に言う

「取得することは全力で応援するから、
その気持ちをチームのメンバーに相談してみなよ」

なるほど、、、

まずは相談してみようと思い、チームのメンバーに相談をした

「いいじゃないですか。やってみなよ♪」

・・・僕の周りには矢沢永吉しかいないのか?

とても前向きに考えてもらえた。

そして私は決心した。

育児休暇を取得しようと

振り返ってみると、、、
ここで上司やチームメンバーに少しでも嫌な顔をされたら
育児休暇は取得しないでおこうと思っていた。
今でもチームメンバーには感謝している。

3.育児休暇までの準備

正式に育児休暇を取得することを決心した。

やったことは下記の通り。

①時期の調整
②仕事で関わる人への相談→報告
③引き継ぎ先や業務分担計画
④事務手続き

①取得時期の調整
まずいつからいつまで取得するのか?
ここはパートナー(妻)と話した結果1か月となった。
ただ、1か月はあっという間なので、
3-6か月取得したほうが良いと振り返る。
これは次回で伝えたい。

②仕事で関わる人への相談→報告
次に採用で関わる支店長やマネージャーへ相談をした。
いわゆる私のお客様だ。

上司からは「報告では無く、相談をしてみな?」と言われた。

「相談なのですが…」

「いいじゃん、あとは任せて!」
と全ての採用に関わるマネージャーが
明るく答えてくれた。

そのミーティングでは
私がいない間の仕組みや組織について話をした。

もちろん相談だけではなく、
今後どのように業務が進むのか、サポート体制の説明の準備もしていた。

③引き継ぎ先や業務分担計画
これを機に業務をすべて分かりやすく表にまとめることにした
続けて、それに関わる時間を明記
最後に誰にその業務をお願いするのか?を決めていった。

上司は、
予算を使い外部ベンダーからのサポートが受けられるように
準備してくれていた。

④事務手続き

事務手続きは、

3,4つほど書類程提出した書類があったが、
基本的には記載事項を入力して郵送をすれば完了!

期限内に郵送しなければいけない書類があり、
見落としそうになって急遽対応もした。

【育児休暇 提出書類】 で調べると色々出てくるので
気になる方は下調べしても良いかも。

4.最終出勤日の時の気持ち

そんなこんなで育児休暇まえ最終出勤日を迎えた。

最終日を迎えた自分には、

<会社を辞める時ってこんな感情なのかな?>

転職したことが無い自分はそう思った。

妙に寂しい気持ちになるが、

1か月すれば戻ってこれると思う。

ただ、1か月仕事を休んだことが無い自分は

焦りに近いものを感じた。

そこで、同僚にかけられた言葉を思い出した。

「子どもの成長は、
一生に一度しかない貴重な時間の連続だから
しっかりと経験してみて…」

次の日、

育児休暇一日目が始まった。。。

次回、育児休暇中の生活と復職について書いていこうと思います。


2022/12/16 齋藤 健太 (Saito_Kenta/ランスタッド人事)

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