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弁護士の起業⑥〜シードの役割〜※シリーズA編 最終回

※写真は、先週のWINパーティーの写真です。
WINパーティーについてはこちら


シリーズA編の最終回は、シード投資家の役割について振り返ってみようと思います。

シリーズAラウンドの概要はこちらhttps://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000029225.html

シリーズAにいくまでには、多くのスタートアップが「シードラウンド」を経験しているかと思います。つまり、多くのスタートアップには「シードの投資家がいる」ということです。

今回は、抽象論や理想論としての「シード投資家の役割」を述べるつもりはありません!あくまで、当社がシリーズAラウンドで経験したことを率直に述べたいと思います。

1.シードVC

当社のシードVCは「500Startups Japan」です。

※以前に500について書いたnoteはこちら
https://note.mu/kenta_holmes/n/n6dd048f13577

500は「IT’S ALL ABOUT THE FOUNDERS」を掲げています!

2.調達開始時期についてのアドバイス

シリーズAの調達時期については、色々な考えがあると思います。

・資金が足りなくなったら?
・アクセルを踏むとき?
・トラフィックがでてシリーズAの調達ができそうなとき?

どれも、資金調達の時期について良く言われていることです。

私は、今回が実質初めての資金調達であり、どのようなトラフィックがでればどのようなバリュエーションが出るのかさっぱりわかりませんでした。

その中で、500の代表のJamesからの「シリーズA行こう!アクセル踏もう!」という言葉で、調達活動を開始しました。

私も調達活動を始めるまで分からなかったのですが、1度調達活動を開始してしまうとかなりの時間をとられますし、長期化すればスタートアップ側のレピュテーションも下がる可能性もあります。

調達活動は、「タイミング」が本当に重要だと思いました。
早すぎもせず、遅すぎもせず。
ある程度バリュエーションがしっかりついて、かつ、Too Lateにならない。


その中で、ある程度バリュエーションについて知見・経験がある人のアドバイスはとても有効です。

3.リード投資家・フォロー投資家の紹介

これが1番大きかったと断言できます!

Jamesは、リード候補のVCリストを共有してくれるだけではなく、

James自らメッセンジャーやメールで、キャピタリストと私をつないでくれました!

しかも、つないでくれたのは全てパートナーでしたので、初回の面談から判断をもらうことができ、次の展開に進むことができました。

起業家、とくに大人のスタートアップにおいては、スタートアップやVC界隈にそこまで人脈があるわけでもなく、また、勝手もわからないため、数多くのVCにアタックすることは困難です。

また、事業をグロースさせることに集中していた起業家にあっては、普段から数多くのVCに事業進捗を報告しているということもなかなかないでしょう。

とすれば、シリーズAを開始する!といっても、何をしていいのか分からないというのが現実かと思います。

そのような中で、Jamesが、次々とリード候補VCとフォロー候補VCをつないでくれた(本当に数多くつないでくれました。。。あのときは「ちょっと量が多いな!」と思ってごめんね、James)のは、本当にありがたかったです。

本当にスムーズかつスピーディーに調達活動を開始することができました。

ちなみに、このことをVCに伝えると「え、Jamesってそんなことまでしてくれるの!」と、間違いなく驚かれました。
普通のVCはあまりしないみたいです。
なので、500以外から出資を受けているスタートアップの方は、是非、ダメ元でお願いしてみるといいと思います!

4.誰よりも早い出資のコミット

500は、当社がシリーズA調達を開始すると決めた(JamesとのMTGで決めた)数時間後に、電話で、「澤山と話しして決めたよ!○○円出資コミットする!」と言ってくれました。
金額は、シードラウンドの時の4倍の金額です。

やはり、調達活動においても「一番トラフィックやそれ以外の情報を知っている既存投資家がフォローオンしている。」というのは、出資検討をしている他の投資家にとっても、心理的にポジティブに働くと思います。

5.レファレンス

投資検討しているVCは、ほぼ例外なく、既存投資家にレファレンスをとります。

今回会ったVCの多くから、「Jamesが絶対成功する会社だって、凄くプッシュしてたよ!」と言ってもらえました。

Jamesさんは僕にはそんなこと一切言わないのですが、今回のラウンドのVCの人たちには言ってくれていたみたいです😏

6.最後に

本当に、今回のラウンドでは500の方々にお世話になりました!

まだまだ書き足りないこともあるのですが、ひとまず「シリーズA編」は終わりたいと思います!

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