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出資をうけるか!?の基準

当社に出資をしていただいている、500startups Japanの代表Jamesが、私についてのブログ(https://500startups.jp/the-optimistic-lawyer/)を書いてくれたので、アンサーブログを。
特に、士業系で起業をしようと思っている方の参考になれば。

私は当時、弁護士法人を経営していて、少しだけ利益がでていたので、その利益をつぎこんでプロダクトを開発していました。

多くの士業の方に共感いただけるのではないかなと思うのは、士業は本当に「スタートアップ村」のことはわかりません!

出資?VC?資金調達??

もちろん言葉は知っていますが、その「実際」は知らないことがほとんどです。
というか、僕が知らなかっただけかもしれませんが。。。

そんな、「スタートアップ村」のことをよく知らない私は、今開発しているプロダクトができあがれば、多少の苦労はあろうとも、爆発的に拡散すると思っているわけです。
というか、弁護士という利益を比較的出しやすい「スモールビジネス」の世界にいる自分には、ファイナンスをしてレバレッジをかけるという発想がそもそもあまりありません。
仮にエクイティファイナンスをしたいと思っても、「どうやってやるの???」状態です。

【当社の場合】

① しこしこプロダクトを開発している(メンタリングとか壁打ちとかなし)
② ロンチ時に、幸いにして日本経済新聞さんに掲載いただける(このあたりも需要あれば書きます)
③ その記事を自分でFBシェアする。
④ 見知らぬ経営者(後に仲良くなるSOUCOの中原代表)がその記事をシェアする。
⑤ それを見た何社かのVCからFBで連絡をもらう
⑥ 面談
という流れでした。

じゃあ、なぜ出資をうけることにしたか。そしてなぜ500なのか。

それは、

速攻で500が提案してくれたから

です。

彼らは、面談の時に、当社の参考となるような事例(話してくれたのはSmartHRさんでした)を基に、自分たちに何が出来るのかをとても語ってくれました。
そして、自分たちがリーガルテックに期待していることや、自分たちがどのような活動をしているのかを熱心に語ってくれたことを覚えています。

そして、面談の翌日に電話ですぐに「〜という条件で出資したい」と伝えてくれました。
※僕は条件交渉を一切せずにその場で「OK」と答えました。

彼らは、スピード感ももちろんですが、「能動的に」(起業家からすれば受動的に)アプローチをすることが本当に強みだと思います。

彼らのポートフォリオを見ていると、「元々、ある業界のプロフェッショナルだった人が起業した」というのが多い気がします。
学生や勢い起業より、「元々の業界での知見や気付きをもとに、社会の課題を解決する」スタートアップに張っているのかもしれません。

そういう、「スタートアップ村のことは全然知らんけど、社会の課題を解決したいんだーーーー!!!!」っていう人にとっては、正直、資金調達についての「村のお作法」もわからないし、「村の入り口」もわかりません。

調達しようにも、いつ、だれが、何を、どうやってやるのかわかりません。
※まあ、調べればでてくるのですが、難しいものです。

そういう人(私も含め)にとっては、500のスタイルは本当に最高です。
当社が出資を受けた以降も彼らの出資先がどんどん増えているのも、そのようなスタイルが受け入れられているからというのも理由の一つかなと思います。

ご興味ある方は

https://500startups.jp/contact/

または私にご連絡いただいてもOKです!


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