IKEAソファリメイク(その2) - ウレタンスポンジの購入
こんにちは、ゴールデンウィークですね、いかがお過ごしでしょうか。初回のソファリメイク話の続編です。ひとまず布カバーを破り剥がし、ウレタンスポンジを引っぺがしたところでした。
ちなみに剥がす前ですが、↓こんな感じで布地を直接木材にタッカで縫い付けられていました。ソファ系の製品は布地を引っ張ってウレタンを成型しながら留める必要があるため、タッカでの縫いつけは一般的です。針をいちいち取るのも面倒なので、ハサミを入れて布地だけじゃんじゃん剥がしていきます。ちなみに、後ほどこの古い生地もサイズ計測に利用するため、針や縫い目に沿って出来るだけ綺麗に剥がしていきます。
そして布地の下のウレタンは、そのさらに下の木材にスプレーボンドで貼り付けられていました。よって剥がすと割とスポンジが残って汚くなりますが、細かいことは気にしない。
さて、今回は中のウレタンスポンジも新調します。よって厚さや大きさを計測する必要があります。一番簡単なのは、既存のスポンジを綺麗に剥がして、それの大きさを測れば正確になります。数センチの誤差は、結局外側の布地で引っ張ってしまうので、あまり神経質にならず、ざっくりと測ります。むしろ少し大きめでOK。↓のように、後で見てわかるようにパーツの名称と大きさを直接既存のパーツに書いてしまいました。
(やってみるとわかるのですが、名前を書かずに時間が経過した後でパーツの名前を書こうとすると、似たような見た目が多いため、左右がわからなくなってきます…左右を間違えたのは、そういうこと。)
こんな感じで大きさを測ったら、できるだけ無駄がないように、新しいウレタンスポンジの発注する大きさを算出します。
既存のウレタンスポンジの厚さは1.5cm、2.0cm、一番分厚いところで6.0cmと、計測する限りは3種類。後でわかりますが、厚さの種類を多くすると注文もし辛いですし、加工にも時間がかかるので、注文するスポンジの厚さは2.0cmと6.0cmの2種類にしました。あとの縦横の大きさ、つまり面積の部分についてはもはやパズルです。注文するウレタンは可能な限り切断されず、1枚もので送られてくる予定です。無駄が無いようにパズルをします。すべて測ってパズルしたところ、幅は大体120cm、長さは厚さ2.0cmは約200cm、厚さ6.0cmは90cm分発注することにしました。
ウレタンスポンジの用意が一番時間が掛かりました。このサイズだと量り売りでないとそもそも成型が不可能なので、量り売りの店舗がありそうなところで、日暮里の繊維街や各所のユザワヤ辺りを回りましたが、所謂クッション用の50cm*50cm程度のものは少量ですが見つかるのですが、今回の必要面積分はまったくもって在庫不足でした。そんなわけで利用したのが、ソフトプレンというウレタンスポンジ屋さん。色々な種類のスポンジを結構大きめなサイズで量り売りできます。
※楽天もあるようです。
諸々割愛しますが、ネット注文時に3辺の長さを個別に入力して容積を算出し、そこに単価が掛け算されて金額が算出されます。これがまた・・・高い。今回のウレタン分の合計金額は、、、19,518円!!この時点でIKEAソファの当時の本体価格の2倍…。
予算的には完全オーバーなのがわかりましたが、このままだとカワハギソファになってしまうので強行せざるを得ません。挫けずに作成を進めます…。数日後超デカいダンボールに梱包され、丸まったウレタンスポンジが到着。広げてもやはり大きい。そして新品のスポンジのクッション性はやはりイイですね。あと仕方ないことですが、匂いが凄い。数日経つと消えますのでご安心ください。
次回は日暮里繊維街での生地購入の話です。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?