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人付き合いは断続的だという前提を持とう。優しすぎる繊細さんへ

シンガーソングライターのケティです。
私は人とその場だけの浅い付き合いを持つという感覚がどうもしっくりこなくて、深い関わりを求める傾向があります。
そのため、親しい人との別れを必要以上に寂しいんでしまう癖があったのですが、最近になってようやく分かったことがあります。
それは
人との出会い別れは断続的である
ということです。

例えば仲のいい友達の引越しが決まったり、仲の良い仕事仲間の退職や転勤が決まって離れてしまうという報告を受けた時。
まぁ、第三者から見ればよくある話だと思うのですが、主観的になると、もう会えなくなるという現実に対して、寂しくなり、落ち込んでしまうといった癖がありました。
私の思考の癖なのか、もう繋がりが切れると無意識的に思ってしまっているのだと思います。

しかし、人付き合いというのは永久保証はなく、断続的です。だからこそ、会えない期間があっても久々に会った時にその隙間を埋められ、矛盾しますが結果として長く良い関係が続けられるのだと今は思っています。

大事だからこそ、離れたくないとしがみつくのではなく、大事だからこそいつか離れるというある種の覚悟を念頭に置いておく必要があります。

私はボイストレーナーとしても活動しているのですが、長く見てきた生徒が巣立つ時に、もう会えなくなると落ち込むのではなく、またいつか何処かで会えたらいいなと切ない優しい気持ちで見送るようにしています。
スクールで会うことができなるだけで、もう人生で二度と会えないという訳ではないのでね。私からは巣立つ生徒の姿は見れなくなっても、私がアーティストケティとして有名になれば自分の姿は見てもらえると思っています。

別れを必要以上に寂しがるのではなく、また何処かで会えるという楽観的思考や希望を持ってあげられると随分楽になると思います。

これからも一期一会を大事に生きていきます。

またいつかどこかで会えますように!

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