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世界のEGOIST(4)

すいません、こんにちは!!ミツルは大きな声で挨拶した ご老人は突っ立ったまんま微動だにしない あの、僕死んだんですけど 元の世界に戻るにはどうしたらいいんですか? ミツルは微動だにしないご老人にさらに話しかけた 感のいい読者さんなら分かってると思うが、このご老人はここの神様だろう ご老人はボソボソっとした声で喋り始めた お主なぜ自殺した? 完全に分かってらっしゃる質問だった ミツルはその質問に答えた はい。僕は産まれてから何の疑問も持たずにここまで生き

    • 世界のEGOIST(3)

      あーこれからどうなるんだろなー。 一生このままなのかなー。 周りには俺みたいな霊体はいない 1人で、ブツクサ独り言を言いながら家から一番近くの神社についた 俺が生きていたときに唯一崇拝していた神社だ 鳥居をくぐる前に毎回お辞儀をして通る。 ちなみに神社にいる神様ってのはすごい偉い人達なんだぜ? 今の貴方達に他の人の幸せを見守り願うために、ここに何百年何千年っていれるか?今の俺には無理だ ここで1つ言っておくが、神社に願い事をしている人っていうのが多いよな?

      • 世界のEGOIST(2)

        フッ!!! あれ?俺の家じゃん、ミツルは自分の家の玄関前に倒れていた。 え?あれ?俺まだ体あるじゃん。死ねなかったのか? 自分の手を見て見た…透けてるわ… うわぁー!やっちまったなこれ。 全く戻れてないわ!! 時刻は夕方17時くらいかな? 何気なくリビングが見渡せる窓を外から除くと、俺の母ちゃんが俺の昔の写真を見て泣いてた。 ミツル……グッ…シク それをみた俺は泣けないはずなのにクソほど泣いた もうその場にたってられないくらい泣いた 俺の母ちゃんは世話

        • 世界のEGOIST(1)

          俺の名前は東條ミツル 今年で27歳、もうすぐ28歳を迎えようとしてる 俺の日常は散々なもんだ そもそも俺は、始めてこの星に転生してきた 俺が前いた星は魂というか、光のような形で存在して くそほど愛してる人と一緒に過ごしてた ここにくらべれば超がつくほどの天国世界だった でも、なぜか知らないけど、この星に転生してきて、おっと、、なぜ知らないかというと、転生するときは大概記憶を失くすんだ だから俺がここの星になぜきたか未だに分からない でも、なぜ前世を覚えている

        世界のEGOIST(4)