誰しもやりたいことは見つけられる
就職活動で「あなたのやりたいことは何ですか?」「実現したいことは何ですか?」は鉄板の質問だろう。
前提として「やりたいこと」には様々な粒度がある。例えば、”アイドルになりたい”などの具体的な職業なのか、”世の中の人のためになるサービスを生み出したい”など個人ビションに近いものなのか様々だ。
誰しもがすぐに「やりたいこと」を言語化できる訳ではない。しかしこれは、人として生きていく上で”羅針盤”のような役割を果たしてくれる。
就活では、やりたいことさえ決まれば「受けるべき企業」の粒度まで絞り込むことは容易い。しかも内定の獲得も難しくない。
ではどうやって「やりたいこと」を言語化し、就活に活かしていくのかを解説していこう。
徹底的な「自己分析」がカギ
「やりたいこと」を見つけるためには、徹底的に自分を知る必要がある。つまり”自己分析”をする以外方法はない。
幼少期から現在に至るまでを隈なく「なぜ?」と問い詰める。
例えば、私は幼稚園の時から大学までずっとサッカーをやってきた。この事実に対し、”なぜサッカーを始めたのか?”、”なぜそんなに長くサッカーを続けることができたのか?”、”なぜこの時この行動をしたのか?”など自問自答し、どんどん深めていく。
そうすることで、自分の原動力や趣味嗜好がどんどん浮き彫りになってきて、どんなことに「当事者意識を持つことができるのか」を把握することができる。
そうすることで、自分がやりたいことが明白になってきて、じゃあこれをできる業界って、企業ってどこだっけ?と繋げていける。
やりたいことは人それぞれ
文頭でも明記したが、やりたいことには様々な粒度がある。やりたいことは、その個人の人生、経験から生まれるものだから当然だ。
最短でやりたい職種にたどり着く人生観の人もいれば、抽象度の高い個人ビションに行き着く人生観の人もいる。
つまり、やりたいことは何でも良い。大切なのは”なぜそれをやりたいという当事者意識を持てたのかを、個人の人生観を通じて導けていること”だ。
例えば、パイロットになりたい人がいるとしよう。なぜパイロットになりたいのか問うと、かっこいいからと答えた。この場合その人個人の人生で、パイロットをかっこいいと思える経験があれば何の問題はない。
パイロットとは男子からすれば誰もが一度はかっこいいと思う職業だろう。当然人気も高い。ここで最悪なのは、一般的にかっこいい職業で憧れが強いなどという、世間一般論で意思決定してしまっていることだ。
自分と向き合い、自分を知った先に、やりたいことは存在する。自分の人生観を大切に生きていくことが大切だ。
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