「文章に正解はない」と言われたけれど
※このnoteは、文章力をアップさせたいと努力する、クソ真面目なライターに向けて書いています。SEOライティングやコピーライティングのテクニックではなく、ライターが成長するにあたって「これが知りたかった!」という内容を、私の実体験に基づいて書いていきます。興味をそそられた方は、ぜひ読んでください。きっと、あなたの力になれます。
はじめまして。
突然ですが、
私は、地方のITベンチャーで、産直ECサイトの運営に、ライターとして携わっています。経歴は3年ほど(2018年~)。販売ページの制作チームでは、リーダーのポジションにいます。
とは言っても、前職はパソコンどころか、ペンもろくに持たない仕事。入社当時は、ライティングの「ラ」の字も分からず(文章がねじれてるって何?くらいのレベル)……。文章力のある別部署の先輩に助けられ、なんとか一人前程度には成長できました。
その努力をメンバー育成に活かすべく、あれこれと画策するのですが、どうやら後輩たちは文章スキルの向上に、あまり興味がない様子……。※「生産者への取材」という業務に惹かれて入社したメンバーが多いです
自主性が薄くて急成長を望めないとなると、じっくり時間をかけて教えていきたいところ。しかし、会社的にはそうもいかない。むしろ、「けんけんはこだわりすぎじゃね?」という声が、ちらほらと耳に入ってきます。
「こだわりすぎ」と一緒に言われるのは、「文章には正解がないから」という言葉。だから、こだわっても仕方がない、というわけです。一時、この言葉には一理あると納得していました。しかし、どうしてもモヤモヤとして、心が晴れないままでした。
そこで、ふと思ったわけです。
「―― デザインも写真も、一緒じゃね?」
デザインも写真も、べつに正解はないはずです。なら、こだわらないか?というと、そんなことはありません。なぜなら、「目的」と、それに見合った「基準」を設けているからです。
なにより、基準を満たすための「技術」が明確になっています。おかげで、デザイナーが1pxのズレにこだわっていても、「整列(笑)」と嘲る人はいないでしょう。
でも、文章だと、聞き手はうんざりしてしまいます。たぶん、学校っぽいからでしょう。
さて、
文章にも、明確な技術があります。
その基本は、――「文法」と「構成」です。
……ほら、うんざりしたでしょ?
ただ、ちょっとだけ聞いてほしいです。
そもそも、文章とは「情報伝達のツール」です。書き手の意図が伝わらなければ、情報にあふれた現代社会では、存在しないに等しいと言っても過言ではありません。
ツールとしての文章は、同じく情報伝達ツールのデザイン・写真と比べ、「正確に伝わること」が特徴です。最後まで読んでもらわないことには、情報が伝わりきらず、伝達スピードがどうしても遅いですが、書き手の意図をそのまま伝えられます。
この特性を活かすには、「100人が読んで99人に伝わる」ようにする工夫が必要です。その工夫のベースとなるのが、「文法」と「構成」というわけです。例えば、「主語・述語の関係を明らかにする」や、「まるで追体験するような文章の流れで書く」など。
※詳細は、また後日、noteに書きます
「伝える技術」は、じつに多くの本が出版され、SNS時代の代表的な悩みになっています。私の体験は、その課題の解決の一助となれると確信しています。みなさんが発信の目的を達成し、夢を叶えられるように、私の体験をもとにした文章テクニックを配信していきます。
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