エッセイ「エッセンシャル思考で一つの選択肢に集中する」
エッセンシャル思考。
皆さんはご存知だろうか?
エッセンシャル思考とは一つのことに集中してあとは捨てる。
超集中行動だ。
エッセンシャル思考の急所は「トレードオフ」だ。
「トレードオフ」とは「あれを取ったらこれは取れない」だ。
だから、僕は一つ選択したら他の選択は捨てる。
もちろんデザイン思考的に、他の選択肢を後で試すことはある。
しかし、一つ選択肢を選んだら基本的には後の選択肢は捨てるのだ。
そうすることで、選択への責任感が生まれ、その選択に集中しているわけだから、その選択が正しかったか、間違いだったか、成功だったか、失敗だったかがすぐわかる。
人が悩むのは「洗濯をした後で他の選択肢の方が良かったのでは」と考えるからである。
だが、エッセンシャル思考では悩まない。
一つ選択をしたら、その結果が出るまでその選択を取り続ける。
こうすることで、仮説→実行→検証というサイクルを回すことができ選択肢の成否をすぐに確実に判断することができる。
トレードオフという考え方は正直精神的に厳しい。
「他の選択肢が良かったのでは?」という未練が誰しも生じるからだ。
だが、他の選択肢を同時に試していたら、どちらの選択肢でうまくいったかの判断ができなくなる。
そういう意味でも「トレードオフ」は大事なのだ。
「他の選択肢を後でためそう」とデザイン思考的に考えていたとしても、その選択肢の結果が出るまでは他の選択肢のことは考えてはいけない。
選択するという決断をしたら、後の選択肢は「捨てる」のだ。
それさえ守っていればブレることもない、未練もない。精一杯の力でその選択肢を貫き通すことができるのだ。
どうか、皆さんも一つの選択肢をじっくり考えて決めて、結果が出るまで貫き通して欲しい。
そうすれば、迷うことは無くなるから。
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