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ラテン・アメリカ旅行記 - 第4回(旅程④ / Brazil)

前回のPeruに続いて、Brazilについて書いていこうと思います。Brazilでは、Rio de JaneiroとIguaçuに行きました。

冒頭の写真は、RioのChrist the Redeemerです。


Brazil (12/31-1/3)

LimaからRioへ飛びます。今回の旅は、New Year's Eveを跨ぐことになるため、新年をどの都市で迎えるかが一つのキーポイントでした。色々調べた結果、Rioが一番盛り上がりそうだったので、Rioにしました。その結果、Machu Picchuを含むPeruでの滞在がやや慌ただしい感じになってしまいましたが(前回書いたとおり)、その点を除くと、Caracasの友人宅でクリスマスパーティーに参加し、またRioでカウントダウンイベントに参加することもでき、年末の過ごし方としてはベストな形になったのではないかと思います。

Rio de Janeiro (12/31-1/3)

南米随一のビーチがある。治安が良くないとも聞くが実際はあんまり感じなかった気もする?ここまでだいぶ疲れも溜まっていたので、Rioではリラックスすることにしました。

  • 移動:LATAM (Lima to Rio) USD 590.35
    この旅唯一の機内泊。基本的に機内泊好きではないので、なるべく回避したかったですが、上述のとおり、どうにか大晦日にはRioにいたかったのでやむなく機内泊としました。

  • 時差:GMT-3 (2時間前進)

  • 宿泊:Airbnb ★★★★ USD 334.78 (3 nights)
    Rioに来る直前の1週間は毎晩宿が変わっていたため、なかなかストレスフルでしたが、Rio滞在中は、宿を固定しました。場所は、Copacabanaまで徒歩3分くらいの好立地です。Airbnbにしては、多少高いですが、New Year's Eveを跨ぐ3泊というスケジュールだったため、やむなしです。なお、ホテルも探しましたが、12月上旬に探し出した時点ではリーズナブルな価格帯のホテルはもう残っていなかったです。ただ、結果的には、このAirbnbはよかったです。同じ宿の別部屋に他にも観光客が4人(カップル×2)滞在していたため、31日の夜はホスト(これもカップル)も含めた7人(つまりカップル×3+私)でディナーを囲んで、その後、みんなで花火を見にビーチまで繰り出しました。ホテル滞在だとこういう経験はできないので、Airbnbにしてよかったと思います。

12/31

30日の夜にLimaを出発し、機内泊を経て、31日の朝にRioに到着。Airbnbにチェックインした後は、少し昼寝して、その日の夜の花火イベントに備えて、周囲を散策。夜は、Airbnbのメンバーと一緒にCount downイベントに参加。

  • 観光:Cobacabana beach, Ipanema Beach ★★★★★
    南米屈指の巨大ビーチ。大晦日なので結構人が出ていましたが、ビーチ自体がとにかく広いので、激混みという感じはしませんでした。さすがに夜行った時は混んでいましたが。滞在期間通じて天気がやや微妙だったのですが、気温は十分に高くて、楽しめました。なお、アジア人はほぼ全く見なかったです。地球の裏側なんで…。

  • 食事:Boteco Belmonte ★★★★★
    ランチ。美味かった。New Year's Eveなので賑わいがすごい。

  • 観光:New Year's Eve花火 ★★★★★
    とにかく花火の時間が長い。15分くらい打ち上げてたのではないか?普通に楽しいので、一度は行ってみる価値あり。年越しの際は白い衣装を着るのが伝統のようなので、準備するといいと思います。帰りは激混みでしたが、地下鉄が無料になっているので、それに乗るのがいいです。

1/1

前日寝るのが遅かったので、ゆっくり目のスタート。特に何をするでもなく、ランニングしたり、チャリ漕いだり。Corcovadoのキリスト像を見にいこうとするも、曇天のため、麓のケーブルカー乗り場で「今日はやめた方がいい」というアドバイスを受け、翌日に延期しました。

  • 食事:Shenanigan’s ★★★★★
    アイリッシュパブ。ちょうどこの日の晩、UTのアメフトの試合があったので(University of WashingtonとのPlayoff)、試合観戦できるスポーツバーを探して、ここに辿り着きました。Brazilで(American) footballを観戦できる場所を見つけ出すのは容易ではなく、見つけ出すまでの経緯が面白かったので別途書こうと思います。  

1/2

SUPをしたり、読書したり。

  • 観光:Christ the Redeemer ★★★★
    曇っていたので、近くまで行ってもキリストはほぼ見えませんでしたが、しばらく待っていると、時折雲の切れ間にキリストが見え、なかなか神々しいです。そういう楽しみ方もあるようです。

  • 食事:Boteco Belmonte ★★★★★
    ディナー。行った時は気づかなかったですが、初日の昼に行った店と同じ名前の店です。場所は違うけど、系列なのかな?

まとめ

Canaimaやら、Machu Picchuやら、やたら山の中を進む旅が続いており、またこの後も続くのですが、Rioは全く真逆のテイストなので旅のアクセントになってよかったです。また来たいですね。1月は思ったより気温が高くなかったので、次はカーニバルの季節(2月)に。ちなみに、Rioには、Pão de Açúcarとか、Escadaria Selarónとか有名な観光名所が他にも多数あるのですが、今回は全体の中での小休止と位置付けていたので、あえて行かなかったです。

Iguaçu (1/3)

RioからIguaçuへ飛びます。1時間超くらい。世界三大瀑布[1]の一つであるCataratas do Iguaçuがあります。元々そんなに行くつもりはありませんでしたが、南米に行くと言うと結構お勧めしてくる人もいて、また、せっかく近くまで寄るので、このタイミングで行っておいた方がよかろうと思い、ショートコースで行くことにしました。[2]

Iguaçuに長居するつもりはなく、その日のフライトで来てその日のうちのフライトで去るように計画を立てました。ただ、肝心の滝の観光に要する時間が読めなかったので、本当にワークするのかやや不安がありました。結果的にはワークしました。参考までに書いておくと、午前9時50分の便で空港に到着して、20時15分の便で出発しました。これで滝を見る時間は十分とれたし、そんなに慌ただしい感じもなかったです。

  • 移動:GOL (Rio to Iguaçu) USD 409.30

  • 時差:GMT-3 (不変)

  • 観光:Cataratas do Iguaçu ★★★
    いわゆるイグアスの滝です。滝を囲むような形で公園になっていますので、まずは公園に入場する必要があります。まあ悪くはないんですが、整備されすぎていて、テーマパーク感が強すぎです。ボートに乗って滝の近くまで行くのですが、ボート乗り場が結構な行列になっていて、単に濡れるために1時間超も待ちたい?って思ってしまいました。想像していたより滝の近くまで行くので、迫力はそこそこあるのですが。なお、結構濡れるので、水着で行動するのがおすすめ。と言っても、スマホの防水が必要かというとそこまでではなかったです。公園の係員はとても親切で、入場時に迷ってたら、めちゃくちゃ丁寧に誘導してくれました。[3]

虹には困らない

まとめ

IguaçuというよりBrazilのまとめですが、Brazilは、南米の中でも、言語、音楽、人種、地理の様々な面で異色なので、南米旅行を計画する際は、Brazilと、Brazil以外で分けた方がよいような気がします。

次回

キリがいいので、今回はここで終わりにします。次回は、Chile以降について書こうと思います。旅の残りは、あと1週間ちょっとです。


[1] 世界三大瀑布という言葉は、日本だけなのかもしれません。英語の記事を見つけられませんでした。一般には、イグアスの滝、ヴィクトリアの滝、ナイアガラの滝を指します。こういうのはコンプリートしたくなりますが、ナイアガラは2019年5月にクリアー、イグアスは今回の旅でクリアーしました。あとはヴィクトリアですが、なかなか行きにくい場所にあるので(Zimbabwe)、どのタイミングで行くかは要検討。

[2] あんまり調べていないのですが、Argentina側から行くルートもあり、そちらの方がロングコースで、一般的には評価も高いです。また、Brazil側のルートであったとしても、今回の私のようなショートコースだけでなく、滝の近くで一泊したりとか、他にも楽しむ要素はありそうです。

[3] 私の場合、この時点ですでにCanaimaのAngel Fallを見ていたので、どうしてもそれとの比較になってしまいました。行くまでの大変さも相まって、Angel Fallの方が断然おすすめです。

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