人生を変えたのはまさかのゲーム!?

 自己紹介も兼ねますと、私は今、高校の日本史の教員を目指している大学生で、日頃から日本史の特に戦国時代に興味を持って、お城を訪れたり戦国グッズを集めたりしています。

 そんな私がいつから戦国時代を好きになったのだろう、と遡ってみると、まさかの小学校時代のゲームがきっかけだったのです。

 もちろん、当時の私は、ゲーム中に出てくる武将の名前など知らず、ただ、敵をどんどん倒していく爽快感にハマっていたわけなのですが、中学・高校とどんどん年をとっていくにつれて、ゲーム中に軽々と倒しあっけなく死んでいった戦国武将が、実は史実上有名な人だったりした、ということがあり、何年かぶりにゲームをプレイした時には感動で気持ちが高ぶったのを覚えています。

 長々と私のことについて話してしまいましたが、今回、そのような私の生い立ちを投稿したかったわけでなく、一番伝えたかったのは、日常のありふれたところに興味関心を持つものがあり、意外なものが人生を変えるきっかけとなる、ということです。

 前述したとおり、その最たる例が、この私なのです。小学生時代にゲームしていたものがきっかけとなり、今では将来的に就きたい職業にまで影響しているのですから。もちろん、ゲームから、ゲーム制作に興味を持ったり、工学に興味を持ったりとその幅は大きいですが、いずれにしても単なる余暇活動が与える影響というものは大きいといえるのです。

 つまり、自分の中の世界を広げていく段階である、小学生や中学生の時期に、勉強ばかりを強制したところで、高校生や大学生になった時には、やりたいことも興味あることもなく、進路で苦悩することになるのであり、それよりももっと色々いなことを自由に経験させ、一生ものとなるようなものを掴み取らせるようにしていくべきではないかと思います。

 高校生や大学生の時に、「ゲームに興味があって理系に来ました」とか「読書が好きで文学を学びたくて文学部に来ました」など、自分について語れる人はかっこいいと思いませんか?もちろん、安定した職業を、といって公務員になるのもいいとは思いますが、自分の興味関心を追求できる人生ってすごく価値のあるものだと個人的に思うのですから、こういった考え方にたどり着くのです。

 別に小学生や中学生に限らず、高校生や大学生、あわよくば社会人も、日頃からいろいろな経験をして自分の興味あるものを見つけ追求していけるようになっていければ良いのではないでしょうか。

 最後まで読んでいただきありがとうございます。この記事で、誰かが自分の夢を見つけるきっかけを得ようとする行動のきっかけになってくれれば幸いです。

 

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