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投資信託の運用成果 20221231

日々、投資信託の積み立てを行っているが、そもそも、投資信託の運用成果は、以下のかけ算で決まってくる。

投資信託の評価額(運用成果)
=「①その投信の基準価額(価格)」×「②口数(量)」

一括投資を行った場合、その時点で「②口数(量)」が固定されるので、今後の運用成果は「①価格」のみに左右される。

一括投資をした後に価格が上昇すれば、評価額も上がり、運用成果は高くなる。逆に、一括投資をした後に価格が下がれば、評価額も下がり、運用成果は低くなる。

価格がどちらに動くかわからないからこそ、一括投資が絶対良いとは言い切れない。もちろん、資金効率の面や、長期で見れば基準価額が上昇すると信じている全世界株式に投資をしていることを考えれば、一括投資でも問題ないように思うが、なかなか踏み切れない。

だからこそ、悩むくらいなら定時定額購入でよいと思っている。というか、その方が安心して投資できる。

定時定額購入であれば、暴落が起こった場合、「①その投信の基準価額(価格)」は下がるけど、同じ資金(定額)でより多く買えるので、「②口数(量)」は増えていく。

必ずしもすぐに「①その投信の基準価額(価格)」が上がらなくても、将来のために、着々と「②口数(量)」を増やしていると考えれば、暴落時の投信積立も続けることができる。

その意味で、定時定額の投信積立は、価格が上がっても下がっても大丈夫な投資方法だと思うし、「②口数(量)」の面から見れば、暴落もウェルカム。もちろん長期的視点に立つことが前提だけど。

ここが、個別株投資と投信積立の違いで、投信積立の強いところ。逆に、暴落時に焦って投信を売ってしまう(解約してしまう)ということは避けなければならない。

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