会社が赤字になると無駄なものを全部なくして、手っ取り早く黒字にしたくなる。でも、大事なのは、必要な無駄と本当の無駄を選別して、必要な無駄を残すこと。
組織は現場を規則で縛っても変われない。トップが率先して変わった姿勢を見せない限り、何も動かない。
体力と根気がないと続かないし、続かないと技術が身につかないから楽にもならない。
モノが大量にあっても１種類しかないなら選べない。大切なのは量ではなくて種類。たくさんの種類の中から自由に選べる社会が、豊かな社会。
ビジネスの本質は伝言ゲーム。伝言ゲームがうまくいっている会社は儲かっている。
光を見せるためには影も見せる。コントラストをきかせた提案をすることで、お客様が悩まずに決断するし、決断結果に満足しやすくなる。
社会がおかしいのが明らかなのに、制度を変えるために自分が努力するのは面倒で、「まあいいか」でいつまでも改善されずに放置されていることなんて山のようにある。
飽き飽きするほど考えていることに価値がある。答えは自分の身近にある場合が多い。たいてい宝の山は足元に眠っている。
今の時代、満足いく人生を手に入れるための方法は山のようにある。自分に合った乗り物に乗り換えて、たどりつけばいい。焦る必要はない。
世の中には、ローリスクなのに、誰もがハイリスクだと思い込んで手を出さないビジネスの分野がある。誰も参入していないローリスクのところで頑張れば、お金持ちになれるチャンスがある。
努力を積み重ねれば現実的に達成できそうなこと。それは目標であって夢ではない。夢とは、語ると変人扱いされるようなもの。だって、まだ誰も、その夢が実現したときの世界を、光景を見ていないから。
人の意識を変えるには、説明ではなく、体験・経験が必要。そのための機会を設けることが、人材育成は大事。
どんなビジネスでも、成功するためには、①値段、②場所、③質、この順で決めることが必要。
人は自分が得意なことで社会に関わればいい。自分が得意なことは何か。
長期投資の重要性はよく言われるが、前提として見逃せないのは複利効果が生じること。長期投資による複利効果は誰でも得られる。手数料の安い全世界株式の投資信託に積立投資を早くから始め、無理のない範囲で続け、可能な限り追加拠出も行い、得られた運用益は取り崩さず再投資するだけでいい。
複利効果のよいところは「誰でも」得られるところにある。ただ再投資を行い続ければ、自動的に効果が生じる。効果そのものに、プロやアマの区別はなく、等しく複利効果は生じる。だからこそ、個人投資家は複利効果を高める形での運用を目指すことが大事。
