旅RUNキュレーション Vol.3 (第4回ウラジオストク国際マラソン −準備編−)

2018年9月のウラジオストク国際マラソンは個人で旅行準備して参加しました。
<当日編はこちら(Vol.2)>

Webで探してみるとマラソンツアー等もあるようなのですが、ツアーだと10万円以上はゆうにかかる模様。
ですが、自分で準備すればツアーの半額ぐらいのお値段で参加することができます。
※2018年6月ごろから準備を開始しました。この手の準備は早めの予約が安いです。

ということで旅行準備編を書き留めます。

旅行ツアーの人に申し訳ないので、最後の一部だけ有料記事にしてみました(笑)が無料部分さえ読めば準備に必要なことは網羅してるはず。

<目次>
1.旅の日程を立てる
2.マラソン大会エントリー
3.飛行機と宿の確保
4.ロシアビザ取得
5.医師の診断書
6.アプリケーションフォーム
7.パスポート
8.結局いくらかかったのか?

1.旅の日程を立てる
ウラジオストク国際マラソンの存在は2018年の6月ごろ、RUNNETで見つけました。
https://runnet.jp/entry/runtes/user/pc/competitionDetailAction.do?div=1&raceId=181593

大会公式ページも下記のとおりあります。日本語にも対応しているのですが、日本語訳がところどころ甘いのが玉に瑕です。
http://jp.vladivostokmarathon.ru

開催日が2018年9月22日(土)。
号砲が午前なので、前日までに入国しないと間に合わなそうです。前日9月21日は金曜日なので参加するには会社を休む必要がありそうです。早めに予定を立てて休暇を宣言しました。

また、フルマラソン・ハーフマラソン・5kmの部がある様子。
せっかく海外にいくのだからフルマラソンかな、と思ったのですが、この時期既に秋のフルマラソン4大会にエントリーしていたのでこれ以上の消耗は避けようと思い、ハーフマラソンに申し込むことにしました。

ということで、ざっくりこういう予定を考えてみました。2泊3日です。

・9月21日(金) 会社を休んでロシア入国
・9月22日(土) ハーフマラソン参加
・9月23日(日) 帰国
・9月24日(振替休日) 家でのんびり過ごす

参加受付(ゼッケン配布)は前日に行う旨、公式ページに書かれているのですが、例外的に外国人は当日スタート地点で受付けしてくれるよう。だから前日遅くなっても大丈夫かなーと思った次第です。

2.マラソン大会エントリー
大会公式ページから割と簡単にできました。
http://jp.vladivostokmarathon.ru
ページ内の「登録」ボタンから進みます。英語のページが混じってくるんですが、Google翻訳等で補いながら対応できます。
参加費はエントリーのタイミングによって変わってきます。当然、早いほど安い。
僕が申し込んだタイミングだと、ハーフマラソンのエントリーフィーは2392ルーブル。日本円にして4000円強。ハーフマラソン大会にしては安価。

3.飛行機と宿の確保
マラソン大会を申し込んだ同時期(6月くらい)にエクスペディアで飛行機と宿を一気に予約しました。
https://www.expedia.co.jp/
エクスペディアでeチケットまで印刷できるわけですが、空港で見せる必要はありませんでした。最近はもうパスポートあれば空港窓口で照合してくれて航空券発行してくれますね。
行きはちょっと遅めの時間帯、帰りはちょっと早めの時間帯です。運賃が安かったので。

【行きの飛行機】
オーロラ航空(HZ 3639)(成田→ウラジオストク)
9月21日(金) 14:05-18:00
プロペラ機です。座席は当日チェックインカウンターで決まります。
機内食はありません。飲み物のみです。

【帰りの飛行機】
S7航空(S7 565) (ウラジオストク→成田)
9月23日(日) 13:25-14:40
荷物預けの有無でお値段が変わります。僕は全て持ち込むように荷物をまとめたので一番お安いコース。
エクスペディアで予約した時点で勝手に座席が決まります。通路側席のようだったので当日チェックインカウンターでWindow Seatに変更してもらいました。
機内食はサンドイッチと飲み物が出ます。

【お宿】
HOTEL MORYAK(ホテル モルヤック)
ツインルームを2泊で予約。施設は古いし階段しかありませんが、個室の部屋が与えられて広いです。トイレとシャワーもあります。外の声が丸聞こえなのが玉に瑕。
当日クレジットカードで宿代を支払うことができますが、チェックイン時にデポジットとして1000ルーブルを現金で預けないといけないので注意(チェックアウト時に返金されます)。

4.ロシアビザ取得
ロシア入国はパスポートの他にビザが必要です。
2017年ごろよりビザ適用が緩和されて、ウラジオストク方面はe-visaというものを申請すればよくなりました。

ロシア連邦外務省の下記サイトからe-visa申請ができます。無料です。
http://electronic-visa.kdmid.ru/index_jp.html
旅行の21日前-4日前までにサイトで申請すればよいです。日本語に対応しているので基本的にそんなに苦労しませんが、一部日本語訳があまくてちょっと戸惑います。
e-visaは僕の場合2日くらいで審査を通りました。(審査を通ったらメールで通知があります。)e-visaをプリントアウトして当日パスポートと一緒に持ち歩きます。
入国審査・出国審査・ホテルのチェックインあたりでこのe-visaを見せる機会があります。e-visaさえ見せれば出入国は質問されることもなく通過できます。

5.医師の診断書
ウラジオストク国際マラソンは医師の診断書が必要なルールになっています。
フォーマットは
http://jp.vladivostokmarathon.ru
の「アプリダウンロード」のボタンでWord形式のファイルをダウンロードして手に入れました。一番最後の「MEDICAL CERTIFICATE」というのが診断書のフォーマットです。
また、大会1週間前に「Information about issuing start packages」という名のメールがくるので、そのメールの「medical certificate of health (example)」から同じやつをダウンロードすることもできます。

これをもって掛かりつけの医療機関に持って行き、受付で「英語の診断書を書いてほしい」と伝えます。かかりつけ医だったからなのか僕は診察等受けることなく、英語の診断書は書いてもらえました。Race numberの欄以外は医師の方でよしなに書いてくれます。Race numberは当日受付しないとわかんないですね。

ですが、発行手数料が高いです。なんと5,400円。大会参加料より高いです。
この診断書、当日の受付で渡すわけですが内容を確認された感じは一切ありません。今思えばRace numberを空欄のまま渡したような・・・・。

6.アプリケーションフォーム
大会1週間前に「Information about issuing start packages」という名のメールがくるので、そのメールの「 application form (download)」からWordファイルをダウンロードできます。
Distance:の欄に21.1kmと書き、Full name:の欄に自分の名前をローマ字で書きました。
下の方にも何か書く欄があったのですが、よくわからず当日聞こうと思ったのですが、当日は何も言われることなく受け取られてしまい、結局何を書くべきだったかは不明です。

7.パスポート
常識ですが、海外行くのでパスポートは必要です。
大会参加受付ではパスポートの顔写真ページのコピーを渡す必要があるので事前に準備(コピー)しておく必要があります。
まとめるとマラソン大会受付では、5.6.7.の資料を渡すことになります。

8.結局いくらかかったのか?
以上の準備をすれば、参加できます! 実際に完走して日本に帰ってこれました。

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