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強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる

タイトルにあるこの言葉は、元USJの森岡さんの本に書いてありました。

僕は決して強い人間だとは思いませんが、環境に合わせて自分を変えるタイプか、自分に合わせて環境を変えるタイプかと聞かれたら前者だと思います。

特に高校生のころから、今の会社に入って働くまでを考えてみると、自分の性格とは真逆のひとたちと沢山の時間を過ごしてきました。

高校のころは野球部に所属していたのですが、いわゆる田舎のヤンキーがそれなりに沢山いました。

中学時代ヤンキーとかかわりがまったくなかった僕は、「このメンツと3年間すごすのかー」とちょっと先が思いやられるなと思っていました。

中には、3年かけてもこいつとは絶対仲良くなれないな....と確信できるようなメンツもいました。

しかし、そうは言っても同じ野球部に所属しているとなんだかんだ一緒に行動をすることが多いです。そうなると会話をする機会も当然あります。

嫌だからといって話をしないわけにはいかないので、最初はちょっと無理やり会話をしていたところもあったのですが、自分が変わるしかないと思い、いろいろ思考錯誤していました。

結果を先に言うと、高校2年くらいのときには完全になじむことができました。そのメンツとは今でも年に数回一緒にお酒を飲むなかです。

で、僕が何をしたかというと、いじられキャラに徹しました。

正直かなり無茶ぶりをさせられたこともありましたが、いじられキャラになることでずいぶんみんなと仲良くなれたし、楽しく3年間を過ごすことができたように思います。

自分でも気づかないうちにやっていることなのですが、どんなキャラで過ごすのが一番都合がいいのか?を考えて実行する能力があるんだと思います。

当然うまくいくことばかりではありませんが、環境ごとに自分のキャラを変えて、場になじむというのは得意な気がします。

森岡さんがなぜこの言葉を本の中で紹介したのか?

強い人間は、環境に合わせて自分を変えるか、自分に合わせて環境を変えるか、そのどちらかができる

森岡さんがこの言葉で伝えたかったことは、思うようにいかない場合、行動を起こして、変化を加えるしかないよ。

その方法は2つあって、環境を変えるか、自分が変わるか。

何もしないのが一番良くない。だから一歩踏み出してみよう。

ではないかと思う。

冒頭に「強い人間は」とあえて書いているが、これは読者を鼓舞しているように感じた。

みんなも強い人間だから頑張って変化を加えてみよう。みたいな。

人生において大切な選択をする際、重要な考え方だなと思ったので、文字にしてみました。

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