タバコとパチンコ
最近まわりの友達が次々と結婚というある種の墓場に飛び込んでいきます。
あと数十年間も特定の女性と同じところに住むってすごいです。ほんと尊敬します。
まあ、ぼくも今年で30歳なので当然っちゃ当然か。
毎年4回くらい結婚式や2次会に呼ばれているのですが、今年も例にもれず4回結婚式があります。
11月は2回もあって、しかもそのうちの1回は鳥取での結婚式です。いやー、ほんとめでたいです。
ぼく自身いまのところ結婚したいとは1ミリも思わないんですが、父親になるってどんな気分なんだろう?と考えることはたまにあります。
昔のことを思い出してみると、小さいころから強制的に何かをやれと言われたことはありませんでしたが、多分それはぼくが一生懸命野球をやっていたからだと思います。
父親は、勉強なんかしなくていい、野球だけやっておけ。みたいなストロングスタイルでした。
ぼくが小学4年生くらいのときに10㎏のダンベルを買ってきて、わしはこの10㎏のダンベルを小1のときにはよゆーで上げていた。と、ドやられたことを思い出しました。
ストロングスタイルなのでマウンティングの仕方もさすがです。
野球に関しては、自分にセンスがないとわかっていたので、高校まで。と決めていたのですが、父親だけは大学にいっても野球をやって欲しそうでした。
父親もずっと野球をやっていて、それだけが趣味みたいな感じのひとでした。
父親の野球に対する教育方針は、意外にもストロングスタイルではなく、褒めて伸ばすスタイルでした。
小、中学生のころは近くのグラウンドに行って、良く一緒に練習をしました。たくさん褒めてくれるのですごく楽しかったのを覚えています。
特に中学の最後の大会が終わったあとは、高校野球は厳しいからということで、今まで以上に指導をしてもらいました。
高校生になっても基本的にずっと野球してしてこなかったので、タバコやパチンコなどいわゆる不良的な行いにまったくと言っていいほど興味がありませんでした。
田舎出身なので、まわりを見渡してみると、みんなタバコを吸っているしパチンコもいくしといった感じでした。
で、そんな真面目な息子の姿をみて、つまらないと思ったのでしょう。ストロングスタイルの父親は「バイクや車は興味ないのか」「タバコ吸うんだったらあげるで」「パチンコも行ったことがないんか」とまあ、こんな感じで聞いてくるわけです。
この中で唯一、タバコは吸ったことがありましたが、それ以外のバイク、車、パチンコに関しては興味を持とうと思っても持つことができませんでした。
今思うとぼくの高校野球が終わってから、話のネタがなくなったんだと思います。自分が知っていることに興味を持ってもらって、会話がしたかったのかなあ。
やっぱり、年齢を重ねるにつれて会話って少なくなります。今までは野球があったので、失敗に対する改善策や戦略的なことまでいろんな話ができていましたが、それがなくなると二人きりになってもだいたい無です。
だから今になって思うと、大学生になっても野球をやって欲しかった理由は息子との繋がりを求めてたんだろうなと。
子供を作るって大変ですね。今のところぼくには関係のない話ですが。
<<<本日の一曲>>>
最近ヒップホップ多めです。
クリエイティブドラッグストアってアパレルもカッコいいのでホント好き。
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