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【卒論の実証分析モデル📊】Modelling exchange rate volatility using GARCH models:計量経済学論文✨No.31


Introduction:計量経済学への挑戦🔥

経済学部に通う私も
いよいよ大学「学部」最終年になり
学問に全力を注ぐ時間も限られてきました👍

「知は力なり」という言葉を信じて
残りの大学生生活を満喫したいと思います

学部レベルのマクロ経済学は
個人的によく理解できたつもりです

しかしながら、本当の経済の動向を理解するには、学部レベルの知識ではお話になりません😥
また、正しい計量経済学の知識やデータ分析のリテラシーを会得しなければなりません💦

現実の経済データを、理論モデルと当てはめ
正しい計量手法によって実証分析できる力を醸成したら
きっと将来どこかで活躍できる人財になれる可能性を高めることに繋がると思います

実際の経済動向や政治と結びつけながら
応用できる能力がなければ
知識を持つ意義も小さくなってしまいます💦

何事もアウトプット前提のインプットが
大事であると、noteで毎日発信してきました

これは、どのような内容で
あっても当てはまります👍

先行研究の論文を一概に読んでも
記憶に残っていなかったり
大切な観点を忘れてしまっていたりしたら
学習の進捗は滞ってしまうと思います

だからこそ、この「note」をフル活用して
自分の知識を1%でも、定着させ
誰にでもわかりやすい解説をアウトプットできるように努めていきたいと思います

私がこれからアウトプットする計量経済学において最重要なパートである
時系列分析のモデル理論解説をどうぞ最後まで、ご愛読ください📖

Modeling exchange rate volatility using GARCH models

今回は、以下の計量経済学の論文から学んだことをアウトプットしていきたいと思います💖

Modeling exchange rate volatility using GARCH models
Basma Almisshala, Mustafa Emirb

モデルの解説や基礎理論などを踏まえて、丁寧に読み進めていくことにします📚

Various forms of statistical models have been evolved to capture the volatility effect. These models are often applied for estimating the degree of the exchange rate instability.

Autoregressive Conditional Heteroskedasticity-ARCH by Engle( 1982), had been modelled as the serial correlation of returns throughout the inclusion of conditional variance as a function of the past errors and changing time. This had been done during Engle’s attempts to explain the dynamic of inflation occurred in the United Kingdom.

Generalised GARCH models had been developed independently by Bollerslev (1986) and Taylor (1986) respectively.

Bollerslev(1986) added to Engle’s model by inserting a long memory and created a more flexible lag structure by adding lagged conditional variance to the original model.

The use of ARCH model in the exchange rate was first applied by Hsieh (1988) to compute daily data of five-currency’s exchange rates.

Friedman and Stoddard (1982) had used non-standard techniques to uncover the underlying patterns. Increasingly, the volatility in exchange rates became an interest for many researchers through using Heteroskedasticity models to study a higher volatility time series of currency exchange rates because they are considered much favorable against other stable variance models. Below is a brief on these studies in different regions.

出所:先行研究

ボラティリティの影響を捉えるために、さまざまな形の統計モデルが開発されてきました

これらのモデルは、為替レートの不安定性の程度を推定するためによく適用されます

Engle (1982) による自己回帰条件付き不均一分散性(ARCH) は、過去のエラーと時間の変化の関数として条件付き分散を含めた収益の系列相関としてモデル化されました

これは、英国で起こったインフレの力学を説明しようとするエングルの試み中に行われました

そして、一般化された GARCH モデルは、Bollerslev (1986) と Taylor (1986) によってそれぞれ独立して開発されました

 Bollerslev(1986)は、長い持続性の記憶(memory)を挿入することで Engle のモデルを追加し、元のモデルにラグ付き条件分散を追加することで、より柔軟なラグ構造を作成しました

為替レートにおけるARCH モデルの使用は、Hsieh(1988)によって、5ヵ国の通貨の為替レートの毎日のデータを計算するために初めて適用されました

Friedman and Stoddard (1982)は、基礎となるパターンを明らかにするために非標準的な手法を使用していました

為替レートのボラティリティは、他の安定分散モデルに比べて非常に有利であると考えられているため、不均衡モデルを使用して為替レートのより高いボラティリティ時系列を研究することにより、多くの研究者の関心がますます高まっています

以下に述べられている内容は、さまざまな地域でのこれらの研究の概要になります

本日の解説はここまでとします💖
次回も引き続き「GARCHモデルによるボラティリティの分析」について詳しく述べていきたいと思います

前回のお復習い✨

計量経済学を学ぶ意義について✨

計量経済学が時系列解析法を「理論なき計測」として退けるところからスタートしたことでよく知られているのです

1930年に創立された計量経済学会の規約第1条では、計量経済学は「理論的数量的アプローチと経験数量的アプローチの統一」と定義されていました📝

また、R・フリッシュによる『エコノメトリカ』創刊の辞では、「統計学、経済学、数学の三者の統合」と定義されているのです👍

このような定義においては、当時のハーバード景気予測に代表される時系列解析法への批判が強く意識されていたとされています

すなわち、それが29年の大恐慌の予測に失敗したのは,経済理論を無視し、 時系列データの形式的な解析のみに終始したからであったということです

今後はそうした「理論なき計測」の立場を退け、「理論に基づく計測」を重視していかなければならない、という見解の重要性が増しています
このような歴史を経て、計量経済学はスタートをきったのでした


そして、何よりマクロ経済変数は
その多くが互いに影響を及ぼし合う相互依存の関係にあり、また過去の変化の影響が持続するという傾向を持ちます

これらの動向を分析したり、将来を予測したりできるようになるためには、計量経済学、ひいては「時系列分析」に対する理論や正しい実証手法への理解が必要不可欠となります

「計量経済学」シリーズの投稿では、こうしたマクロ時系列変数の実証分析に必要な計量理論と手法を習得することを目的とします

今後とも私がアウトプットする
時系列マクロ経済分析に関する内容について
最後までご愛読いただけますと幸いです💖

なお、こちらの参考資料も非常に有意義なものですので、ご興味のある方はぜひご確認いただけますと幸いです👏

付録:私の卒論研究テーマについて🔖

私は「為替介入の実証分析」をテーマに
卒業論文を執筆しようと考えています📝

日本経済を考えたときに、為替レートによって
貿易取引や経常収支が変化したり
株や証券、債権といった金融資産の収益率が
変化したりと日本経済と為替レートとは
切っても切れない縁があるのです💝
(円💴だけに・・・)

経済ショックによって
為替レートが変化すると
その影響は私たちの生活に大きく影響します

だからこそ、為替レートの安定性を
担保するような為替介入はマクロ経済政策に
おいても非常に重要な意義を持っていると
推測しています

決して学部生が楽して執筆できる簡単なテーマを選択しているわけでは無いと信じています

ただ、この卒業論文をやり切ることが
私の学生生活の集大成となることは事実なので
最後までコツコツと取り組んで参ります🔥

本日の解説は、以上とします📝

今後も経済学理論集ならびに
社会課題に対する経済学的視点による説明など
有意義な内容を発信できるように努めてまいりますので、今後とも宜しくお願いします🥺

おすすめマガジンのご紹介🔔

こちらに24卒としての私の就職活動体験記をまとめたマガジンをご紹介させていただきます👍
様々な観点から就職活動について考察していますので、ご一読いただけますと幸いです

改めて、就職活動は
本当に「ご縁」だと感じました
🍀

だからこそ、ご縁を大切
そして、選んだ道を正解にできるよう
これからも努力していきたいなと思います🔥

今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご愛読いただき誠に有難うございました!

あくまで、私の見解や思ったことを
まとめさせていただいてますが
その点に関しまして、ご了承ください🙏

この投稿をみてくださった方が
ほんの小さな事でも学びがあった!
考え方の引き出しが増えた!
読書から学べることが多い!
などなど、プラスの収穫があったのであれば

大変嬉しく思いますし、投稿作成の冥利に尽きます!!
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今後とも何卒よろしくお願いいたします!

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