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【火災の区分と消火➀🚒】火災の区分と燃焼を止めるために必要なこと!:乙種第4類危険物取扱者試験対策 No.51


復習を大切に👍

第4類危険物の区分🌟

第4類危険物の概要は、以下の通りです。
これは、最優先で暗記すべき事項です。

なお、以下にまとめる表において
上にある油類のほうが危険性が高い
(下にある油類のほうが危険性が低い)
という認識でお読みいただけると幸いです!
※危険等級と指定数量もセットで覚えましょう!

筆者作成:第4類危険物の概要

火災の区分

火災とは、文字の通り、火による災害です。

そして、火災は3種類に区分されています🔖

普通火災:A火災

普通火災(A火災)は、木材や紙などの
可燃物による火災です。

油火災:B火災

油火災(B火災)とは、文字通り
油やアルコールなどによる火災です。

電気火災:C火災

電気火災(C火災)とは、電気製品、コンセント
電線などによる火災のことを言います。

消火に「水」が適さない火災⭐

消火に「水」が適さない火災は
上記で述べた火災の3区分のうち

油火災であるB火災
電気火災であるC火災
の2つになります。

油火災(B火災)に水が不適切な理由は
油は水に浮きますので、火面が
より広がってしまうため
です💦

そして、電気火災(C火災)に水が不適切な
理由は、水が電気を通してしまいますので
感電の危険性があるため
です。

消火について

消火とは、燃焼を止めることです。

そして、燃焼を止めるためには
「燃焼の3要素」のひとつを
断ち切ればよいということになります。

【復習】燃焼の3要素

➀可燃物
②酸素供給源
③点火源(熱源)

消火の4要素👍

➀除去消火:可燃物を取り除くこと
②窒息消火:酸素供給源を持つこと
③冷却消火:点火源から熱を奪うこと
④抑止消火:酸化を抑制すること

消火器の標識

消火器とは、初期の消火に
使用する設備となります。

そして、消火器には適応する火災の
以下のような標識がついているのです。


出所サイト

【復習】着色されている第4類危険物

それでは、今回も第4類危険物の性状
について一緒に確認していきましょう!

第1石油類
ガソリン:オレンジ色に着色

第2石油類
灯油:無色もしくは淡紫黄色たんしおうしょく
軽油:淡黄色たんこうしょくまたは暗黄色

第3石油類

重油:暗褐色
クレオソート油:黄色または暗緑色
ニトロベンゼン:淡黄色または暗黄色
アニリン:無色または淡黄色

※読み方に要注意
淡紫黄色:たんしおうしょく
淡黄色:たんおうしょく
淡褐色:たんかっしょく
暗褐色:あんかっしょく
暗緑色:あんりょくしょく
暗黄色:あんおうしょく

有毒性のある第4類危険物

続いて、有毒性のあるものを確認します!

特殊引火物

二硫化炭素
アセトアルデヒド
酸化プロピレン

第1石油類
ベンゼン、トルエン、ピリジン

アルコール類
メタノール

第3石油類
重油
クレオソート油
ニトロベンゼン

麻酔性のある第4類危険物

麻酔性のあるものは、以下の2つです。

特殊引火物:ジエチルエーテル
アルコール類:エタノール

筆者作成:第4類危険物の概要

危険物に関する諸法令🌟

本日のアウトプットはここまでとします!

社会人生活も始まり、大学生の頃と
比べて、相対的に可処分時間も少ないですが
毎日30分でも継続できるように精進します!

資格勉強という手段を有効活用したい💖

私の趣味の1つである「資格勉強」という
手段を活用して、これから本格的に突入する
社会人生活をより良い時間にしていきたいです🌈

大切なことは「目的」と「手段」を明確に
区別して、取り組むことであると思います。
要するに、試験に合格し、資格を取得することが
目的ではない
ということです。

資格勉強という手段を講じて、仕事に繋がる
学習を効率良く進めていくことが本望です!

私がこれから学習していく危険物取扱者乙4
危険物取扱者試験のなかでも需要が高い資格
であると言われることが多いです。
なぜならば、危険物取扱者乙4は、さまざまな
職種や職場で需要が高く、転職や就職の
際に有利に働きやすい資格であるからです👍

なお【乙種第4類危険物取扱者試験対策】
向けの投稿を作成する上で、以下の3点には
あらかじめご了承いただけますと幸いです。

①会社の守秘義務を徹底して遵守すること
②参考資料の適切な引用を心がけること
③収益化をせず、趣味として継続すること

毎日コツコツと、計画的に勉強を進めていき
なるべく早く受験&合格を目指します🔥
今後も、私と一緒に乙種第4類試験対策
を進めていくことにしましょう💖

第4類危険物取扱者試験の試験科目📚

危険物乙4の試験科目は、以下にまとめた
「危険物に関する法令」
「基礎的な物理学及び基礎的な化学」
「危険物の性質並びにその火災予防及び
消火の方法」
の3つとなっています🔖

そして、この試験時間は2時間であり
問題構成は、法令についての出題が15問
それ以外の2つ(化学基礎、危険物の性質等)が
各10問の計35問出題される試験となります。

そして、5つの選択肢の中から解答を1つ選ぶ
マークシート
での回答になっているのです!

乙4の合格ライン

合格するためには、科目ごとに
60%以上の正答率が必要
となります👀
つまり、1科目でも60%に達しなければ
試験に合格できないことになります。

<試験構成と最低ライン>
法令:9/15問
化学基礎:6/10問
性質・消火:6/10問

合格率からみる難易度

試験実施状況(3月) - 一般財団法人
消防試験研究センター
によれば
危険物乙4の合格率はおよそ30~40%です👀

これは、難関として知られてい
る危険物甲種とほぼ同等の合格率なのです💦

その一方で、乙1~3類、5類、6類の合格率が
60%台くらいですので、この数字をみても
乙4の合格率が低いことがわかります。
なかなかチャレンジングな試験ですね👀

本投稿作成における参考資料

元素周期表

これらの資料をベースに、今後も乙種第4類
危険物取扱者試験
対策を進めてまいります!

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
そして私のアカウントをフォローして
いただけると大変嬉しく思います✨

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