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【信用状取引の概観🔖】貿易取引に伴う利子句を回避&軽減するために重要な信用状(L/C)について🔥:貿易実務検定C級対策 No.48

今回は「信用状取引」について
一緒に学習していきます。

以前の投稿でも、信用状(L/C)
という言葉はたびたび登場して
いましたが、今回は信用状に
ついて完璧にマスターできるように
インプットしていきましょう✨

具体的には、信用状の役割と
回避できるリスクについて
一緒に整理していきましょう👍


貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

私が挑戦する貿易実務検定®
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。

実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用でき
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう


私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!

そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたい
と思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥

最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚

前回のお復習い💖

信用状(Letter of Credit)とは?

信用状(L/C)の説明は、以下の通りです。
➀輸入者の取引銀行であるL/C発行銀行が
②商品代金の受取人(輸出者)に対して
③輸出者が信用状通りの書類を
 提示することを条件にして
④輸入者に代わって
⑤代金の支払いを確約した保証状
ということになります。

そして、売買契約時に取引条件として
その発行が輸入者に義務付けられる
ことになっているのです👍
貿易取引には常にリスクが伴い
輸出者にとっては代金回収リスク
が切実なものであります。

そこで、このリスクを銀行を
介在させることによってことにより
取り除くため、輸出者は契約時に
輸入者に信用状の発行を義務付けます。

このように信用状は輸出者にとって
確実に代金が回収でき、かつ
荷為替手形と組み合わせて銀行に
買い取ってもらうことで、代金回収が
よりスムーズに迅速なものになるので
非常にメリットがあると言えるでしょう。

この利点を受ける輸出者のことを
信用状取引では「受益者:Beneficiary」
呼ぶのです!

信用状(L/C)の役割✨

信用状は、取引当事国が相対的に
遠距離かつ情報入手が困難であること
などが原因となって発生する
輸出者、輸入者双方が直面する
以下のような問題を解決してくれる
ものであると解釈できますね🔖

代金回収リスクの回避👍

信用状の1番の利点は
輸出者の代金回収リスクが回避される
ということです🌟

信用力の高い銀行が輸入者に代わって
代金支払いの確約をしてくれること

輸出者は信用状態についての情報の
少ない取引相手であっても、安心して
貨物を出荷することができるのです。

具体的には、貨物の出荷後に輸出者が出荷した
貨物代金の為替手形を信用状にもとづき
振り出すと、銀行がその手形を買い取るという
形で代金の立替払いをしてくれるのです🏦

資金負担リスクの軽減

信用状と組み合わせて為替手形という
決済方法を利用することにより
前払いや後払いに伴う不便が解消されます。

前払いでは、輸入者
後払いでは、輸出者がそれぞれ
資金負担リスクを背負いますからね💦

ところが信用状に基づき為替手形を
振り出す場合、輸出者は銀行に
その手形を買い取ってもらえます。

このことにより輸出者は船積後数日で
代金が回収できますし、輸入者も銀行への
代金支払いと同時に(一覧払手形のとき)
船積書類を受け取ることができ
この時点で、本船が入港していれば
すぐに貨物を受け取ることができます📦

※一覧払手形や本邦ローンなどについて
貿易金融のパートにて解説します🙇

商品入手リスクのカバー

輸入者の観点からみれば、貿易取引にとっての
1番の懸念は売買契約通りの商品が確実に
出荷されるかどうか、その商品がちゃんと
届くかどうかというリスクになります👀

そこで、信用状取引がは
このことを確認する機能があります。

つまり、信用状上に「契約通りの商品を
確実に出荷したことを確認できる
船積書類を提示すること」
という条件を
挿入し、その条件が満たされた場合のみ
支払いを確約するという「条件付確約」
としていくのです📝

なお、各船積書類では、出荷に関する
次のような事項を確認できます。

①インボイス
⇒商品の内容が契約通りであること
②船荷証券(B/L)
⇒"確実に出荷された"こと
③保険証券
⇒運送途上の事故による損害等が
 てん補されていること

ただし、買取銀行が確実に
出荷されていたかどうかを確認する
業務は単に書類上だけです👀

換言すれば、書類さえ完璧であれば
それで確実に出荷された
とみなし
実際の貨物そのものが契約通りか否か
チェックする必要は無いという点には
注意する必要がありますね👍

本日の解説はここまでとします!
信用状についての基礎事項
使用することのメリットを
ご理解いただけたでしょうか??

次回も引き続き、信用状の種類
というテーマをアウトプットします👍


なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨       

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

お気軽にコメント、スキ&記事の共有
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いただけると大変嬉しく思います✨

今後とも何卒よろしくお願いいたします🌈

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