【直物と先物相場💹】貿易取引に伴う為替変動リスクを回避するためにできること✨：貿易実務検定C級対策 No.56
今回も引き続き「外国為替相場」
特に、先物相場と為替変動リスク
というテーマを学習します📚
貿易取引は、使用する通貨が
異なることによる通貨リスクが
常に発生してしまう可能性があります。
これは、輸出入者にとって採算が
確定しにくいという問題に繋がるのです。
そこで、契約当事者はどのようにして
為替変動リスク問題を解決していくのか
一緒に考えていきましょう👍
貿易実務のエキスパートを目指したい🔥
私が挑戦する貿易実務検定®は
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。
実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀
貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか？
きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう✨
私も2024年4月から商社へ勤務する予定ですので
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです！
そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたいと思います🌏
まずは、初級レベルの該当するC級の取得を
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥
最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます！
※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏
これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです！
ぜひ、最後までご愛読ください📚
前回のお復習い💖
直物相場と先物相場💵
為替レートは大きく
直物レート(Spot Rate)と
先物レート(Forward Rate)とに分かれます。
直物レートとは、取引日から2営業日後に
通貨の受け渡しが行われる為替レート
（スポット・レート）のことであり、
先物レート（フォワード・レート）とは
2営業日よりも後に（例えば30日後に）
通貨の受け渡しが行われる為替レートです。
直物相場とは、外貨の売買契約の成立時に
その対価（例えば、💴）の受渡しが
行われる取引に適用される相場です。
反対に、先物相場とは外貨の売買契約は
成立するものの、実際の資金の受渡しは
契約上決められた将来の一時点
あるいは、一定期間内に行われる取引に
適用される相場のことを言います。
つまり、先物相場は将来の外貨の売買を
前もって予約しておく為替先物予約に
適用される相場のことです👍
先物予約と為替変動リスクの回避🌠
将来において外国通貨を購入する
あるいは売却する価格(予約レート)
数量を現時点で契約する(予約する)
という取引のことが為替予約です。
この取引を使うと、将来時点における
外国為替相場の状況によらず
予約した条件で外国通貨の受け渡しが
履行されますので、その後の
外国為替相場の変動の影響を
受けなくてすむようになります👏
そもそも「為替変動リスク」とは
相場が変動すると、輸出の場合は
外貨建ての代金が円に換算して
いくら受領できるのかという不安があり
輸入の場合には、外貨で外国に支払う
代金が円貨に換算したらいくら支払う
ことによるのかも安定しないという
リスクのことになります💵
そこで、為替変動リスクを回避し
採算を確定するために、輸出入者は
先物予約を行うのです👍
これは、将来、外貨の受渡しをする
ことを予測して、そのときの相場を
あらかじめ決めておくことになります。
実際には、為替予約をしても
有利になる場合や不利になる場合が
確定するわけではありませんが
いずれの場合であっても、あらかじめ
採算を検討できるという利点から
為替予約は輸出入取引において
広く活用されているのです。
為替予約の手続き🏦
為替変動リスクとは、外貨と円貨との
交換比率である外国為替相場は
市場で常時変動するので、場合によっては
代金を円貨で受け取ったときに
採算割れを引き起こしかねないという
貿易取引に伴うリスクのひとつですね👀
輸出の場合は、外貨建手形を銀行に
買い取ってもらい、買取代金を円貨に
交換して受け取ることになりますので
「為替買予約」ということになるのです。
それでは、以下に為替予約の手続き
について確認しましょう👍
為替予約票：Exchange Contract Slip
為替予約は外国為替を取り扱う銀行
であれば、どこでも可能です👍
初めて海外と取引をする場合には
あらかじめ銀行に
「先物外国為替取引約定書」等の
差し入れが必要となります👍
取引が恒常的になれば、銀行とも
電話による為替予約の申込みが
可能となりますが、この場合にも
後ほど、必ず書面で予約内容を
確認することになるのです👍
通常は、予約スリップ（為替予約票）
Exchange Contract Slipに必要事項を
記入して、銀行に差し入れるのです👀
本日の解説はここまでとします！
直物相場や先物相場
そして、為替変動リスクと
回避する手段である為替予約
とその申込み方法について
ご理解いただけたでしょうか？
次回は、輸出入取引と相場
というテーマについて
検定試験対策も含めて
丁寧にアウトプットしたいと思います💛
なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。
英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨
おすすめマガジンのご紹介🔔
今後、さらにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚
最後までご覧いただきありがとうございました🌈
まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥
アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。
社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます！
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