【日商簿記2級レベル】基礎的な仕訳演習（有形固定資産） No.4：エッセンシャル会計学✨
会計・財務についてもっと学びたい🔥
会計業務や経理、財務、簿記についての基本的な知識を持つことは、ビジネスパーソンにとって重要であると感じています。
今後、定期的に投稿していく【エッセンシャル会計学シリーズ】では、会計業務の重要性から経理や財務の役割まで、私が勉強したことをわかりやすくアウトプットしていきたいと思います🔥
さらに、経理業務の具体的な内容や財務業務の目的、簿記の種類と特徴についても詳しく掘り下げていきたいです💛
そして、日商簿記検定2級合格を最終的な目標として会計学を勉強していきたいと思います！
ビジネスにおける財務情報の管理や経営判断の基盤となる知識を身につけるため、ご一読いただけますと幸いです💖
建設仮勘定🏡
次の一連の取引について仕訳しなさい。
(1)建物の新築のため、建設会社と500,000円の請負金額で契約し、着手金100,000円を小切手を振り出して支払った。
(2)(1)の建物につき、中間金200,000円を小切手を振り出して支払った。
(3)建物が完成し、引き渡しを受けた。
なお、契約金額の残高を小切手を振り出して支払った。
解答：建設仮勘定
(1)建設仮勘定：100,000／当座預金：100,000
(2)建設仮勘定：200,000／当座預金：200,000
(3)建物：500,000／建設仮勘定：300,000
／当座預金：200,000
「建設仮勘定」勘定という科目を使用していくことがポイントになります！
最後は「建物」という資産が完成した際に、今まで計上していた「建設仮勘定」を貸方におきます！
有形固定資産の改良と修繕🏢
(1)建物の改良と修繕を行い、代金500,000円を小切手を振り出して支払った。
このうち300,000円は改良のための支出である。
(2)建物の修繕を行い、代金100,000円は翌月末日に支払うこととした。
このうち、40%は資本的支出である。
解答：有形固定資産の改良と修繕
(1)建 物：300,000／当座預金：500,000
修繕費：200,000
(2)建 物：40,000／未払金：100,000
修繕費：60,000
「資本的支出」とは、固定資産の修理や改良のために支出した費用のうち、その固定資産の耐久性を高め、価値を増加させた部分のことです📝
したがって、資本的支出と判断された場合、費用は固定資産の取得原価に加算されます！
なお「修繕費」（収益的支出）とは有形固定資産の通常の維持管理又は原状回復のための支出をいい、期間費用として処理されることになります👍
有形固定資産の滅失と保険🏥
(1)当期首に建物（取得原価800,000円、減価償却累計額300,000円、記帳方法は間接法）が火災により焼失した。
この建物には300,000円の火災保険が付されている。
(2)当期の7月31日に建物（取得原価720,000円、期首減価償却累計額240,000円、耐用年数は30年、残存価額はゼロ、定額法により償却、記帳方法は間接法）が火災により焼失した。
この建物には500,000円の火災保険が付されている。
当期の減価償却費の計上も行うこと。
なお、当社の決算日は3月31日である。
(3)で焼失した建物について、保険会社から保険金400,000円を支払う旨の連絡を受けた。
解答：有形固定資産の滅失と保険
(1)建物減価償却累計額：300,000／建物：800,000
未決算：300,000
火災損失：200,000
(2)建物減価償却累計額：240,000／建物720,000
減価償却費：8,000※1
未決算：472,000
(3)未収入金：400,000／未決算：472,000
火災損失：72,000
※1 減価償却費の計算
720,000÷30年×（4ヶ月分／12ヶ月）＝8,000
有形固定資産の減価償却は、日商簿記2級で頻出論点かつ配点がある箇所になることが多いですので
絶対に計算ミスをなく、確実に得点できるようにしたいですね💖
なお参考資料は以下の通りです。
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今後、さらにコンテンツを拡充できるように努めて参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます📚
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