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【就活生にも大激震💦】損保4社による独占禁止法違反の疑い:日経新聞解説🌈 2023/08/08

日本経済新聞の記事で
注目したい内容がありましたので
記事にしたいと思います💖

長いですが、目次をご活用いただきまして
どうぞ最後までご覧ください!

公取委、損保4社を調査 企業保険でカルテル疑い

 損害保険会社が企業向け保険で事前に価格調整していた問題で、公正取引委員会は7日、独占禁止法違反(不当な取引制限)の疑いで大手4社に任意調査を始めた。関係者への取材で分かった。違反行為が確認されれば、排除措置命令などの行政処分を検討する。

 関係者によると、調査対象となる4社は東京海上日動火災保険、三井住友海上火災保険、損害保険ジャパン、あいおいニッセイ同和損害保険。
公取委は既に各社に調査開始を通知した。10日に各社の責任者を呼び関係資料などの提出を求める。

 まず調査対象となるのは、東急と仙台国際空港(宮城県名取市)向けの保険。
東急向けでは、営業担当者が事前調整し、各社で同水準の保険料を示していたとされる。
金融庁は5月以降、各社に報告徴求命令を出した。

 事前調整の疑いはENEOSなどの石油元売り、JR東日本などでも浮上。
公取委が今後、対象を広げる可能性がある。

2023/08/08 日本経済新聞 朝刊 1ページ

記事に対するコメント📝

東京海上が主導して、保険料の水準を設定していた疑いがあるとされています💦

報告命令を受けたのは、東京海上のほか
損害保険ジャパン、三井住友海上火災保険
あいおいニッセイ同和損害保険の大手4社になります

今回のような問題となっている
大手私鉄グループのケースでは、契約シェアの大きい東京海上を中心に、値下げ競争に陥ることを回避しようという動きが広がり、カルテルにつながっていったとみられますね

私がとても気になっていた点としては
保険料の値上げをなぜか代理店が主導していたということです

私は、保険料が値上げになるような
価格調整を、大企業傘下の代理店がするはずがない、と思っていました
しかし、この仮説はどうやら誤りであったようです💦

保険料が上がれば、代理店は保険会社から
受け取る手数料が増えますので
利益アップに繋がります

つまり、代理店が保険料の値上げを主導する
理由は、まさにそこにあるということなのです

このような価格調整は
独占禁止法に違反する行為です

しかし、損保側の担当者としても前任者からの引き継ぎで「契約更改における入札の流れはそういうもの」だと説明されれば、慣習は変わることがないのが実情です💦

このように実際の業務に対して、誤って認識する社員が出てきてしまう可能性も否めません

業界特有のありえない「常識」がまかり通ってきた中で、今後、損保各社はどのように変わっていかなくてはならないのでしょうか??

独禁法違反事案の徹底的な調査に加えて、社員の抜本的な意識改革が不可欠となることに異論は無いでしょう

就活生にとっても激震のニュースだと思います

やはり、日経新聞記事をしっかり読み、自分の将来のための情報を得ていくことが賢明なように思います

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