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【AIR T/Rの提出🛂】航空貨物の場合における貨物の引取りについて🛬:貿易実務検定C級対策 No.81

今回は、輸入手続きにおける
航空貨物の引取りについて
考えていきたいと思います。

前回は、海上輸送における
コンテナ船の場合
在来船(自家揚げ、総揚げ)の場合の
貨物の引取りについて確認しましたね。

航空輸送の論点は、検定試験に
おいても問われることが多いので
しっかりマスターしたい内容ですね!


貿易実務のエキスパートを目指したい🔥

私が挑戦する貿易実務検定®
貿易に関連する自分の実務能力・知識が
どの程度のレベルにあるのかを客観的に
測り証明することができる検定です。

実際に、商社・メーカー等においては
勤務年数ごとに貿易実務検定の各級合格が
必須となっている企業もあるそうですね👀

貿易実務検定B級・C級合格🌸

2024年8月9日:貿易実務検定B級合格💮

2024年4月5日:貿易実務検定C級合格💮

貿易に携わる企業への勤務・転職・就職等を
お考えの方、インターネットによる個人輸入を
行う方や国際舞台で活躍を目指す方にとっても
「貿易実務検定®」は幅広く活用できますので
活躍のチャンスが広がるのではないでしょうか?

きっと私たちの生活に密接な「貿易」実務に
対する知識を身につけることで
これからの人生における選択肢も増え
もっと有意義なものになることでしょう


私も2024年4月から商社のキャリアをスタート
させておりまして、今後実務も含めて
貿易実務のエキスパートを目指していきたいです!

そして、私の将来的な理想像である
「世界と日本を繋ぐ架け橋のような人財」を
体現できるように努力していきたい
と思います🌏

まずは、初級レベルの該当するC級の取得
目標に、コツコツと勉強して参ります🔥

最終的には、B級、そしてA級の取得を目標に
英語学習も含めて取り組んでいきます!

※なお、本稿はあくまで試験対策の内容です。
したがって、実際のケースとは異なる場合や
簡略化した点が若干ありますが、その点に
関しましてはご了承ください🙏

これからnoteでアウトプットするなかで
皆さまに「貿易実務」の魅力を
お伝えできたら幸いです!
ぜひ、最後までご愛読ください📚

前回のお復習い💖

航空貨物の引取り🛄

信用状取引による航空貨物の引取りには
海上貨物の場合に船会社にB/Lを呈示
したように、航空運送状(AWB)を
航空会社に提出する必要はありませんが…

「貨物引渡指図書(Release Order)」
航空会社(またはその代理店)に提出して
荷渡指図書(D/O)を受け取ります。

信用状取引の場合、Release Orderは
銀行が航空会社にあてて、その銀行を
荷受人として出荷されてきている貨物を
輸入者またはその指定した通関業者に
引渡すように指図しているものです。

AIR Trust Receiptの提出📝

信用状取引における航空輸送貨物の場合
銀行経由の船積書類によりも先に
貨物が到着することになります👀

しかし、船積書類とともに送られてくる
輸出者の手形もまだ到着いませんので
輸入者が貨物を引き取ろうとする際には
手形の決済あるいは引受けは未完了です💦

そこで貨物の荷受人を銀行として
手形の決済または引受けが済んでから
輸入者に貨物を引き取る権利を譲渡する
ようにしているのです。
つまり銀行は貨物を担保しているのです🏧

ただし、輸入者からみると、手形の決済や
引受けが未完了のままであっても
届いた貨物はいち早く引き取りたいものです。

そこで、まだ銀行のものである貨物を
借り受ける形でRelease Orderを発行
してもらい、貨物を引き取ることになります📦

銀行から貨物を借り受けるために、輸入者は
「輸入担保荷物保管証(丙号)航空貨物用
AIR Trust Receipt (Air T/R)」を
債権証書としての外貨建約束手形とともに
銀行に提出することになるのです🔖
※丙号(へいごう)

このAIR T/Rの提出により、銀行は
輸出者が貨物を引き取るのに必要な
リリース・オーダーを発行するのです🌟

なお、リリース・オーダーの用紙は
航空会社から荷受人である銀行に
貨物の到着通知が送られてくる際に
添付されているのです📨

そして、輸入者は銀行の発行した
リリース・オーダーを通関業者に渡して
通関と貨物の引取り作業を依頼します。

その一方で、銀行経由の船積書類が
後日届くので、輸入者はその時点で
手形の決済または引受けを行います。

また、AIR T/Rの場合には
リリース・オーダーを発行した銀行が
航空会社に対して債務保証は負いません🔖

※B/LなしでのL/G引取りとは異なります。

本日の解説はここまでとします!
航空貨物の引取り
AIR T/Rの提出と
リリース・オーダーの交付等の
一連の仕組みと流れについて
ご理解いただけたでしょうか??

次回は、輸入通関の仕組みについて
一緒に確認していきます👍

なお、本投稿シリーズ作成における
参考資料は、以下の通りです。

英語の学習にも繋がりますので
勉強するモチベーションが
より一層高まりますね✨       

おすすめマガジンのご紹介🔔

今後、さらにマガジンにコンテンツを
拡充できるように努めて参りますので
何卒よろしくお願い申し上げます📚

最後までご覧いただきありがとうございました🌈

まだまだ浅学非才な私ですが
noteという最高の環境を活用して
日々、成長できるように精進します🔥

アウトプット前提のインプットを体現する
ことができるのは、本当に有意義であると
思いますし、成長の記録としても残るので
非常にやりがいを感じています。

社会人になってもnoteはなるべく
継続していきたいことではありますが
あくまで趣味としての取組みになりますので
優先順位を大切にして活動していきます!

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